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B1第28節 GAME1 Bリーグ2023-24 | 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ VS 京都ハンナリーズ

3/27 かたおかアリーナ京都


🔸注目ポイント

現在、4連敗中の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。首位琉球とのゲーム差が4に広がり、それ以上に島根と広島が後ろから迫ってきた。
目先は地区優勝を狙う前に地区2位の確保が課題になってきた。
相性のいい京都戦。日本人エースの岡田が欠場。これで負ける訳にはいかない状況。
連敗ストップが絶対に必要な場面。
名古屋は今日は須田が欠場。コンディション調整との事で、代表参加で休みがないからでしょうかね。

🔸試合結果
90-83

24-24
22-29
29-9
15-21

・前半、特に2Qに京都に上手く攻められてしまい、ディフェンスが崩壊。
3Qに入ると試合が一変。名古屋の激しいプレスディフェンスから一気に連続得点を上げて、23-0のランで逆転して突き放した。
4Qに追い上げられたが逃げ切り成功。

🔸重要スタッツ

3ptシュート
名古屋 16/46 34.8%
京都  9/22 40.9%

フリースロー
名古屋 4/5 80%
京都  16/22 72.7%

ターンオーバー
名古屋 7
京都  17

・3ptシュートを多投した名古屋。確率もそこそこ。
ターンオーバーがかなり少なかったことで、リバウンドは互角ながら試投数で上回った。
京都はシュートが高確率で、さらにフリースローで得点を積み上げた。ターンオーバーが多かった点が1つの敗因になったか。オフェンスリバウンドはかなり頑張っていた。

🔸Q毎のスタッツ

○ 1Q 24-24

2ptシュート
名古屋 6/11 54.5%
京都  6/8 75%

リバウンド
名古屋 OR 6 ( 54.5% ) DR 3 ( 42.9%)
京都  OR 4 ( 57.1% ) DR 5 ( 45.5%)

・お互いにシュートが高確率で、オフェンスリバウンドの獲得率も高い。他のスタッツも互角で優劣なし。

○ 2Q 22-29

2ptシュート
名古屋 2/5 40%
京都  8/13 61.5%

3ptシュート
名古屋 6/16 37.5%
京都  3/4 75%

フリースロー
名古屋 0/1 0%
京都  4/6 66.7%

リバウンド
名古屋 OR 3 (21.4%) DR 2 (28.6%)
京都  OR 5 (71.4%) DR 11 (78.6%)

・京都のシュートが落ちない。
名古屋は3ptシュート攻勢でいい確率だが、京都がそれ以上であることと、リバウンドを制圧されて劣勢に陥った。

○ 3Q 29-9

2ptシュート
名古屋 7/13 53.8%
京都  2/8 25%

3ptシュート
名古屋 5/11 45.5%
京都  1/6 16.7%

リバウンド
名古屋 OR 8 (72.7%) DR 9 (75%)
京都  OR 3 (35%) DR 3 (27.3%)

・名古屋はシュート好調。そして何よりもディフェンス強度が増して京都に楽にシュートを打たせず。
さらにこのQはリバウンドも制圧して完璧な内容。

○ 4Q 15-21

3ptシュート
名古屋 2/10 20%
京都  2/4 50%

アシスト
名古屋 1
京都  6

・名古屋は3ptシュートが入らず。京都は高確率で決めて点差が縮まるが、大崩れせずにセーフティリードを保った。

🔸感想

○ 2Qの京都オフェンス

立ち上がりは名古屋優勢で京都の得点は伸びなかった。4分経過してから、メンバーチェンジでスミスのオンザコート1、張本入れてPG坂本というラインナップに。この時に、オフェンスは良かったが、ディフェンスで戻りが遅くなり失点を重ねて逆転を許す。
そこからメンバーチェンジを重ねていき、残り時間2分半までは互角の進行。
ここからが一気に空気が変わる。
PnRで上手く2人めのスクリーンを使われてマークのズレを作られたり、ヘルプのローテーションでリバウンド争いをミスマッチにされたりと劣勢になっていく。
名古屋のオフェンスはシュートが入らず、点差が開いていった。
京都の、マークのズレを作って外国籍がミスマッチをつく流れが連続で成功したオフェンスは見事。
さらに前田が絶好調で、マシューライトの最後の3ptシュートも痛かった。

○ 3Qの名古屋ディフェンス

いきなり全開の名古屋。前から高い強度でプレスディフェンスを仕掛けて、京都にプレッシャーをかけまくる。
1分40秒間で7点差を追いつく。
ディフェンスで優位に立ち、オフェンスもどんどん上手くいく好循環。シュートが決まってこらのエンドラインからのスタートに対してガツガツプレッシャーをかけ続けた。
結果、23-0のランに成功し、このQは29-9のスコアに。
ハーフタイムに京都オフェンスに対する対策をしっかりと確認したのと、相当な意識改革があったと思われる。

○ ソアレスが来ている

前節に引き続きスタメンで躍動。以下のスタッツ。
27分出場 19得点 (3pt 5/18) 7リバウンド 1ブロック
シュートタッチが良くなっているし、とにかく体が動いている。機動力が出てきて、ディフェンスでも足が動いて連携が増している。
ロボの離脱で苦しい中、ここまでの活躍は嬉しい誤算。急激にコンディションを上げてきている。
これはCSに向けて大きな戦力になると期待大。

○ 岡田欠場痛い

岡田がいない事で京都はハンドラーが足りない印象だった。
また、フロントコートからの名古屋のプレスを、小西が立ち上がりからかなり嫌がっていた。
前田がシュート好調で何とか試合を作っていた。

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