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2023-24シーズン 振り返り 個人編その5 ロバート・フランクス


・新加入選手のハイライト動画を漁っていた1年前の事を思い出す。
足が長い!そして腕が長い!シュートの軌道が高い!シュートは右手で打つのに、ワンハンドダンクは左手!
この選手はめちゃくちゃ点を取りそうだと興奮していた。

・チームのエースを託されていた。デニスHCからもそれを期待されて、本人もその自覚があった。
チーム一長いプレイタイムを任されて、ハドルを組む積極的な声掛けを任されていた。
若いから大丈夫。
デニスHCからの期待に応えたい。
そんなコメントをどこかで見た記憶がある。

・チームが波に乗り切れない間、スコアリング能力でチームを引っ張っていた。
スリーポイントシュートの威力が半端ない。
そしてディフェンスも手を抜かないし、ディフェンスリバウンドに注力していた。
まさにエースとして大車輪の活躍。

・怪我人が少しずつ帰ってきて、後はチームの練度を高めていくだけ。
後半戦に期待が膨らんでいた中で、長崎戦でのあの怪我。
怪我人の悪夢は止まらない。果たして終盤戦に復帰できるのか。

・チームは最後の6連勝で逆転の地区優勝を掴み取った。
しかしエースの姿はベンチ裏にあった。
試合前のシュート練習は再開しており、復帰が噂されていたが、結局CSでも復帰はなし。
不本意な形でシーズンの幕を閉じた。

・邪推かもしれないが、フランクスにとって不本意な終わり方だっただろう。試合には出れるコンディションだったと思われる。
エースとはいえ、怪我明け直後の状態を不安視されたのだろうか。
チーム状態が良くなっていたので、継続路線を取ったのかもしれない。
しかし、あの時点では、チームから4番手扱いをされたも同然。

・茨城ロボッツに移籍した彼は、自分の存在価値を見せつけるべく、闘志を燃やしているはず。
ドルフィンズとの試合で、1人で40得点の爆発をする姿が浮かんでくる。
それは恐ろしくて勘弁してほしいが、フランクスの実力をBリーグファンに示してほしい気持ちもある。
ドルフィンズのエースであり、リーグ外国籍最強のスコアラーになるはずだったロバート・フランクスの真の実力は、次のシーズンで日本中に轟く。

・最後に。彼は納豆は食べないので無理強いしないで下さいね。

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