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年末年始はロンリーに論理します

クリスマスイブにこういう話題もいかがなものかと思うのですが、そろそろ年末で公的な機関も休みに入る時期の様子。となれば、年末年始はもくもくと作業をするか、あるいは読書を多少片づけるかするための絶好の時期でありましょう。今月もふと思うところがあって新書を何冊か買ってしまいまして、まだ全然読めていないのでなんとかこの時期に手をつけたいところです。そういえば昨日は、この動画を見ていました。面白いですよねこのチャンネル。オススメです。

ということで今日は、読む予定の3冊をピックアップしてここでシェアします。もう読まれた方、ネタバレ等はけっこうでございますので、進捗状況を生暖かい目で見守っていただければ…

読む予定の3冊とはすなわち、中公新書の論理学3点セット。まだ読んでなかったのかと思われる向きもあるかもしれませんが、世の中そういうものばっかりですのよね。

とりあえず手をつけ始めているのが、こちら野崎昭弘『詭弁論理学』(中公新書、改版;2017年)。SNSの流れを見ていると、昨今どうも「詭弁」が気になってしまっていました。ちょっと体系立てて頭の中に整理しておきたいと思って、まず一番関心のあるキーワードが書名に入っていたこの本からスタートしてみようと思います。

読んだら、残る2冊。

安定の野矢先生の本。野矢茂樹『入門!論理学』(中公新書、2006年)を読むほうが先なんじゃね?と自分でも思うのですが、まあこの際ですから順番は気にしないでおきましょう。

3冊目がこれです。野崎昭弘『逆説論理学』(中公新書、1980年)。アマゾンレビューによると、上述同著者の『詭弁論理学』の続編のような位置づけなのですか。

論理学というジャンルは昔から気になってはいたものの、ちゃんと勉強したことがないジャンルなのですよね…とはいえ、言語学をやっていても非常に重要なジャンルだと思うことが多いので、今更かという誹りは甘んじて受けつつ、年末年始をこのへんの読書に充てる所存であります。論理学はしかし、どこかの時点で一度がっつりやったほうがいいだろうなと思うのですけどね…

いやもう、みなさんと同様私なんて積読だらけでっせ。新版『しくみ』シリーズもほとんど読めてませんし…ということで、語学もやらないとですしね。そして何より、本業のトルコ語、アゼルバイジャン語の仕事もたまっております。どれからやっていくのかっていう話はありまして、ここまで書いてきた読書計画も実行可能性があやしいなとは思うのですが、宣言するのはタダですから。

年末年始、ロンリーだと嘆く必要はありません。論理がそこにあるじゃない…というオチということで今日はひとつ。

この狂気じみたアドヴェントカレンダーも、完走が近づいてきました。いよいよ明日、フィナーレを迎えます。最終日はぴの吉にも登場してもらいましょう…ええ、例のあのシリーズでピシっと締めたいと思います…(締まるか?)

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