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アンテナは張っておきたいという話

noteではテュルク諸語の話ばかりしているのですが、他の言語には興味ないのかと言われたら、もちろんそんなことはありません。単に時間(とお金)がない(と思っている)だけなのです。

そんなわけで、他言語の本もお金がある時は買うようにしますし、最近みたいに余裕がない時は図書館から借りるようにもしています。昨日、市立図書館から3冊ほど借りてきました。1冊はトルコ語関連なのですが、残り2冊はなんとなく手にとってきたもので…

エスペラントもニューエクスプレスプラスが出ていたのか!という驚きで、思わず借りてしまったという流れなのですが、ぱらぱらとめくるとたしかに面白そうです。

人工的に作られた言語ということで有名ですが、ヨーロッパ諸言語の香りがするというのも、また一興というか。テュルク諸語にばかり触れている身からすれば、それはそれで味があっていいなという第一印象です。

もう一つは、以前からずっと気になっているオランダ語。実際に借りたのはニューエクスプレス「プラス」ではなくて、旧版のほうでしたが。

最近趣味の範囲でではありますが、長崎のことをいろいろ見たり調べたりしていると、やはり出島が栄えていたころの長崎とオランダ語というのはものすごい関わりがあるということを知らされます。

一方で、オランダ語がどんな雰囲気の言葉なのか、これまでほとんど何も調べないでいたなとも。これも少しは見ておいた方がいいのかなという、ほんとうに軽い気持ちで借りてきました。時間があればページをめくろう、という軽いノリですが。

オランダ語関係で持ってる本といえば、自分もトルコ語でかかわった例のシリーズの本だけ。そちらを先に読む方がいいのかもしれませんが。

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「しくみ」シリーズは、旧版なら一応コンプリートしています。それでもたしか26言語だけ。その中にエスペラントは入っていなかったような気がしますね。

多くの人が「X語のしくみもあればよかったのに」というの、なんとなくわかる気がします。たとえばテュルク諸語でも『キルギス語のしくみ』とかね。『タタール語のしくみ』とかさ、読みたいと思いますもん。テュルク諸語以外なら…そうですね、グルジア語とか(これもニューエクスプレスのは一応買いましたよね(ドヤァ)。アルメニア語もそれこそわかりやすい入門書があれば持っておきたくなる。

そこまでがっつり書かなくてもいいから、おおまかなところを教えてくださいよというの、やっぱり需要あるんだろうなと思います。そういうことは、自分の普段触れない言語の語学書を見てはじめて感じられたりするということなのかなと思います。

冒頭の「アンテナ」というのはそういった意味をこめてのものでした。文法の研究をやっている(自称)という身からしても、やっておかないといけないことだよね(本来なら)とも思いますし。

眺めるだけなら苦になりませんしね。とりえあず、エスペラント面白そう…と思う、1月末の私でありました。


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