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ウイグル語がまぶしすぎる

先日書いた記事ではずっと欲しかったウズベク語のほかにハカス語、サリグ・ヨグル語の文法書までいただいてしまった、という内容について書いたのですが、なんせ大きい段ボール箱2つ分の本です。これだけじゃないんですねぇ… このほかにも、カザフ語関連の図書がたくさん入っておりました。カザフ語もアツい…しかし今回一番多かったのは、どうやらウイグル語関連の書籍のようです。

いただいたウイグル語各書籍は、現地で出版されていたのを入手されたんでしょうね。ウイグル語はもちろんテュルク系の言語、しかして当然のごとく今まで私自身は一度もかの地を訪れたことがありませんので、ウイグル語の書籍はとても自分の目に新鮮に映ります。

で、その書籍の数々なのですが。中国語との対訳、あるいは中国語-ウイグル語辞典、その逆のウイグル語-中国語辞典が数冊、またはウイグル語-ウイグル語辞典まで入っているではありませんか。しかも、いずれも重厚感に満ち満ちているという…先輩、ようこれだけのものをもって帰らはりましたね?という感想しかありません。

中国語…中国語はハードルが高いですねえ。
漢字から意味を類推していくくらいはできそうですが。現状では、利用できる範囲は非常に少なそうではあります。お前にゃもったいないとお叱りの声が聞こえてきそうですが、それはもう甘んじて受けましょう。

いや、不詳ワタクシ学部時代の自分の副専攻語、いちおう中国語を選択してはいたのですけどね。週2回の授業に出た程度でモノになるはずもなく、さらに在学中にモチベーションもだいぶ下がってしまっていましたので学部生当時だってどのくらい読めたかは怪しいものではあります。

そこへきて、ウイグル語じたいにも今本格的に手を出したいかというと…今のところはすぐには食指は伸びないかなあ、というのはあります。もちろん、これらの書籍をいただく前に何冊かウイグル語の語学書は手に入れてはいましたが。当時は万が一ということがあるかも、と思ったのですね(まあ、その万が一は往々にしてなかったりしますが)。

ちなみにGeorgetown University Pressという出版社からはウイグル語のほかにウズベク語、キルギス語の語学書が出ています。もちろん説明は英語なので、そこはがんばらないといけないわけですが。やろうと思えば語学としてやってやれないことはないですね。和書でもウイグル語のは数は少ないですが、あるみたいですし。

などと言っておりますが。テュル活民としては、いつどのテュルク系言語でも学習が始められる環境を作っておくことに意義があるのです(ということにしておきましょう)!

本を求める際には、今すぐ実際にその本を開いて参照するかどうかという観点はあまり重要ではないのです。手元にその本があるということそのものに価値がある。『星の王子さま』もそれと同じ原則で蒐集していますしね。オレ自身がそれで幸福感を感じられれば、当面はそれでよきものとしましょう。

ということで、あと何回かいただいた本の話をするかもしれません。テュル活を極める日々は続く!

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