見出し画像

【遠征9日目】デニズリにて聞き取り調査に励む

今日は余談から

10月7日。週末にデニズリ入りしてから、ずっと好天に恵まれています。朝食会場での印象では、宿泊客は自分を含めても外国人が半分、トルコ人が半分くらいという感じでしょうか。おそらくみなさん、パムッカレ行きの拠点にしているのかも。実際、ミニバスで1時間もかからないところにあるようですしね。

午前中は日本発の雑務を処理しておりました。雑務といっても非常勤講師としての雑務なのでたかがしれているといえばその通りなのですが。とはいえ、今回の出張はその時間を取られるということが早い段階でわかっていましたからね。Yapacak bir şey yok… といったところでしょう。

ところで、わりと長期間の海外出張といえば、洗濯をどうするかというのがわりに困る事案になりがちです。で、今日はアンカラ以来わりと溜まっていた洗濯物を宿にお願いして、安価で洗濯・乾燥してもらいました。いや、これは大きい…。

というのは、アンカラでも4泊した宿があったのですがそこでランドリーサービスをお願いしたところ、「うちはやってない(から近所のクリーニング屋に持っていって)」と言われましてね…。

あれ?予約する時にランドリーあるって言ってなかったっけ?と思うも、まあここではそういうこともあるだろうなというので、近所のクリーニング屋さんに自分で持ち込んで、わりと高い代金を払ってシャツから下着から洗ってもらったのでありました。

即日やってくれるのがいいところではあるんですけどね。このペースでこんな金額払ってたらお金すぐなくなっちゃうわぇ、と思うくらいの金額ではありました。まあいいんですけど。

それを思えば、デニズリの今の宿の対応は大変ありがたいです。そのほかもポイント高い対応が多くて、またデニズリに来る時も、宿は今のホテルにしたいなと思いました。朝ごはん豪華だし、フロントの対応もいいし。それに何より、バスターミナルが目と鼻の先というのが最高にありがたい…。

あとは今後用務先になるであろう大学のアクセスの要領さえつかめば…(ってもうまた来る前提で話をしていますが、もちろん計画はまだありません)。

調査の前にお昼を食べにいきます。ロカンタでピラフが食べたくなったので、歩き回ってなかなかいい感じのロカンタがないなあと言いながら、結局バスターミナル敷地内の食堂に入ることに。

そうそうこれこれ。まさにこういう感じのが食べたい気分だったんです。

パムッカレ大学を訪問してきました

さて、本日は今回訪問の最大にして唯一の目的地、パムッカレ大学にお邪魔してきました。自分の科研費の海外研究協力者が所属している大学ということで、今回の用件は研究打ち合わせとトルコ語デニズリ方言の実際の音声の収録ということでありました。

もちろんパムッカレ大学は初訪問で、キャンパスの大きさに驚くばかりでした…(って、どこに行っても広いなあと思ってしまうほどには狭いキャンパスで学生時代を過ごしてきたに過ぎないのですけどね!)。

ネット環境の関係上、写真をあまりたくさんアップロードできないのが残念ですが、午後から大学に入りまして、夕方まで聞き取り・録音作業を行う機会を得られました。研究テーマの趣旨にご賛同くださり、音声収録に同意くださったコンサルタントの方々、そしてコーディネートしてくださった同大学のZeynep Gençer Baloğlu先生にこの場でも厚く御礼申し上げたく存じます。

あとはデータをいかにうまく「料理する」かですね…これはもう帰国してからの勝負になりましょう。またコンサルタントの方々から、音声ファイルをぜひ共有してほしいというリクエストもあったので、帰国後になるとは思うのですが何らかの形で彼らとファイルをシェアできるようにしましょう。

調査を終えて

かくして無事今回の調査活動が終わり、無事この日の活動は終了となりました。夕方Zeynep先生のご好意で、ご家族と夕食をご一緒することになりました。

Kelle tavaのこのお肉感、よきですよね!

気分的にもお肉をいただきたいと思っていたので、メニューを一目見ておいしそうと思ったkelle tavaを注文したのですが… ご一緒した先生方からは「それだけで足りますか?」と言われました。え、いやもうこの見た目ですよ…?十分な量だと思うんですけど…。

「それだけで足りますか?」は悪魔の囁きっすわ…。
とりわけ海外滞在中は気をつけないと…リバウンドしないように常に気をつけつつ、最後まで無事に旅程をこなしたいと思います。

明日は夜デニズリを出発、夜行バスで次の目的地に向かいます。
夜行バスとか何年振りになるでしょうか…。そんな旅程組まなきゃよかったょ。。。

いいなと思ったら応援しよう!

吉村 大樹
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。Çox təşəkkür edirəm! よろしければ、ぜひサポートお願いいたします!いただいたぶんは、記事更新、また取材・調査のための活動資金に充てさせていただきます。