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北の大地とのご縁、けっこうアルタイ?(といった風情がありますよね…)

言語学界隈ではなにかと話題の(たぶん)北海道。長崎出身、青年期を大阪で過ごした私ではございますが、ほんのわずかながら縁があります。それこそ今開催中の「本家」アドヴェント・カレンダー主催者たるまつーらさんはずいぶん以前から北海道に拠点を構えておられて、ツイッターつながりの研究会などを積極的に開催しておられました。TwiFULLとかねえ!懐かしい響きがしますね?(まだやってるかもしれないから懐かしいとか言ってたら怒られそうだが)

ほかにもあの方やあの方、あの方にあの方…(誰やねん、と突っ込まれそうですがまあいいじゃないですか)けっこう知り合い、今もいるんだよなあということを改めて認識するなどしました。


さて、そのまつーらさんのご活動の一環に便乗してやろうということで、私自身は北海道で生活したという経験はまったくないですし、30歳あたりまではまったく縁のない場所ではあったのですが、2011年の2月に、公的な仕事というのでとある業務を兼ねて北海道に降り立ったことがありました。その後は2018年の夏、やはりまつーらさん主催の研究会でお話する機会をいただいて、札幌に2度目の訪問をしたことがあります。

自分にとってはそのくらいのコンタクトしかないといえばなくて、実際に北海道にお邪魔したのはその2回だけなのですが、2回ともにいろいろと印象に残る先生方との面会があって、いずれも鮮明な思い出として記憶に残っています。ふと思い出す引き金になるのは、関係者のツイートやリツイートだったりするのですが、先ほど目にしたのはこちらでした。

津曲敏郎先生は2011年、最初の札幌訪問のときにどの知り合いだったか、ご紹介を賜って研究室にご挨拶に伺ったことがありました。過去ツイートをたどると、2011年2月3日に面会に行ったようです。

共通の知り合いがびっくりするくらいたくさんいて、へーあの人もあの人も!というくらいにいろいろなお名前が先生から出て来たのをよく覚えています。テュルク諸語でトルコ語とウズベク語(当時はウズベク語もやってたんです。懐かしいね!)をやってます、とごあいさつしましたら、どんどんやってください、そしてもしよければ「北のほうの」言語も今後何かやってみてくださいね、と激励のお言葉をくださったことでありました。なんとお優しい雰囲気の先生だろうか、という記憶があります。

しかし怠慢な性格が災いしまして、その後は北のほうの言語どころかウズベク語からも遠ざかってしまい、一方でトルコ語の東隣というべき、テュルク諸語全体でいえばやはりまだ西方のアゼルバイジャン語に手を出しながら現在に至る、という体たらくなのはみなさまもご存じの通りです。

が、幸いにして「テュル活」という名目でできるだけアンテナをユーラシア大陸全体に広げようとしているのが幸いしたというべきでしょうか。研究対象としてはもちろん全然何にも手をつけられていないのですが、例の『星の王子さま』蒐集にいそしんでいるのを知っていたとある近しいテュルク関係者から、今北海道に来ているんだけどウイルタ語版ご入用じゃないですか?というお知らせをいただいたのは、僥倖というべき出来事でした。

二つ返事でそれはぜひ欲しいです(ウイルタ語、まったくわからんけどね!!)とお返ししまして、果たして郵送で長崎まで送っていただいた次第です。

考えたらこれは、ほぼほぼツングース系の言語との最初の接触ではなかったでしょうか。普段からお世話になっている先生でシベ語のエキスパート(って書いた瞬間に誰のことだかバレてしまうからこの業界は狭い)はいらっしゃるので、実際にはセカンドコンタクトくらいだろうとは思うのですが。いわゆるアルタイ諸語のうち、ツングース系の諸言語もその一角として大きな存在という認識はもちろんしていますし、今のところツングース系の言語を深く掘り下げる予定はないのですが、ないなりに一定の関心は持っておこうと改めて思うのでありました。



さて、このウイルタ語版『星の王子さま』。編者として、津曲敏郎先生のお名前があります。今朝、noteに何を書こうかと思案しながらツイッターを眺めていると、先ほどの北海道北方民族博物館のツイートが目に入って、おお津曲先生、そういえば星の王子さま…と思い至った次第でありました。


北のテュルク語といえば、ほどなくこのツイートも目にしまして…

タタール語か。タタール語な…!?
これに手を出せば、私も北方言語ガチ勢の仲間入りができるでしょうかどうでしょうか。どうせなら、まだあまり仲間内の手がついていないテュルク語にいってみたいところではありますが、それにはロシア語がどうしても必要だろうしな…というか、ロシア語の勉強また止まってたし。

北への道、楽しそうだけど厳しそうですわな…
まさにシベリアの大地、という感があります…

ということで、アドヴェントカレンダー14日目。またしても言語の話そのものはせずに、思い出話でお茶を濁すという私なのでございました。
いやまあ、毎日書いてるんで…こういう雑な話で堪忍しとくんなはれ…
個別言語界隈、語族は違えど、なにかと狭い業界だってことがお伝え出来ただけでもまあまあでっしゃろ…?

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