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大学の図書館はやはりイイですね

そんなわけで今回の東京遠征。トルコ語研究者との面会・打ち合わせと、図書館での資料収集という目的を無事果たせました。

自分の研究テーマで重複するところがありまして、かねがねお会いして話を伺ってみたいと思っていた先生が、今年日本に来られていたのですが、なんと近々帰られる(もっと長くご滞在なさると思っていたのです!)ということで、いろいろな方のご厚意で、急転直下というか電光石火というか、今回の遠征が急遽決まったという次第でした。先生には、早く研究にめどをつけなさいね、という激励を受けた次第でありました(がんばります…)。

普段長崎の隅っこで生活している自分にとっては、東京に来るというのはもちろん一大イベント。とりわけ研究のためのインフラがどうしても不足しがちですので、先生がたと直接会って話をするのはもちろん、図書館にこもって資料にもあたれるという。この至福の時間をどう説明したものでしょうか。

外大図書館だけ長崎に持ってこれたらいいのにな、と心底思う次第です。トルコ語に関しては、開架書籍だけでもかなり役に立ちますし、なによりなんというんでしょう。モチベーションが上がるんですよね!あーオレ、ちゃんと勉強しなあかんなーと思わせてくれるというか。

何年前でしたか、同じくチュルク諸語研究の縁で長年交流のあるE先生がまだ東京にいらしたころ(同い年でして、互いにまだ「若手」だったころです)、「外大図書館は利用したことがありますか?いい場所だから、まだ利用したことがなければぜひ」と教えてくれたのを改めて思い出すなどしました。

あとはこのアガった気分を忘れずに、また戻ってから研究を進めるとしましょう。今回面会してお話する機会のあったみなさまに、改めて感謝いたします。今回はなんと、昨年度のオープンアカデミーの受講生の方ともお目にかかる機会を得まして、改めてトルコ語講座を担当する機会を得られたことを幸運だと思った次第です。


それにしてもJR線で外大最寄りの駅、武蔵境の周辺というのも、この10年くらいですっかり思い入れのある場所になりました。この近辺に住んだことがあるわけではもちろんないのですが、外大に用事があって訪れるときにはだいたいこの地に宿をとることが多いのです。アンカラにいる際にも、日本に一時帰国などするときにはだいたい外大に用事がありましたから、結果としては1年に1度か2度はだいたい武蔵境に来ることになっていたのですよね。

イトーヨーカドーの食料品売り場で、トルコに持って帰る食材を真剣に選んでいたあの日から、もう何年経ちましたでしょうか。今夏、アゼルバイジャン語研修もありますから、またこの近辺でお世話になることになりそうですし。武蔵境、長崎、アンカラに次いで第三の故郷とそろそろ認定してもよさそうな気すらしてくる、遠征最終日の朝でありました。Yakın gelecekte görüşmek üzere.

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