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【確定申告こぼれ話】本の印税の話を少々(その1)

やあみなさま、Merhabalar! Nasılsınız, iyisiniz inşallah.
確定申告の時期が近づいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか?今日は私にしては珍しく(たぶん珍しいはず)、お金の話を少々。本の売り上げとその「取り分」についての、ちょっとだけ生々しい話を書いてみようと思います。

けっこういろいろな話をすることになりそうなので、2回に分けて書きます。生々しい部分の話を最後まで読みたいという方がいらっしゃれば、投げ銭をぜひ…

2022年の著書売り上げ成績:支払調書

先ほど、出版社から昨年の売上調書が届きました。確定申告のときにこの調書を源泉徴収票として使います。それによって、昨年これくらいの売り上げがありましたよ、というのがわかるわけです。

私に関しては、売り上げが確定申告に関係する本は今のところこの1冊だけなのですが、

この本、旧版の出版が2009年でした。そちらのほうはすでに全部売れたそうで、そのタイミングだったかで新版のお話をいただいたのが2014年の初頭、その後加筆修正、校正(だいたい2か月くらいあったような気がします)を経て「新版」の公刊となったのが同年5月です。

さあ本題:印税って、いくらくらいもらえるのか?

で、上記の本に関してはと前置きしますが、本の価格に対して、いわゆる「印税」が何パーセントかかるかによって、その割合で1冊売れるごとに著者に対して支払いが行われる、ということになるわけです。

さて、ここからが少々生々しい話。

紙の本のぶんについては、旧版が初版で2500部印刷されたという話を以前聞きました。そのうち100部が、図書館等々への献本分ということで除外されまして、それ以外の本の売り上げということで印税を支払ってもらったことがあります。

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