【ペルシア語学習日記】点はいつ書くのか問題
正直、毎日やれているというわけではないのですがなんとかペルシア語を自分の一週間の生活サイクルのどこかで入れようとしている日々を過ごしています。最近仕事が少ないので、そういう時期は勉強に充てようということで。
ペルシア文字も、教科書を見ながら見よう見まねで相変わらず我流でノートに書いています。で、ずっと気になっていたことがあって、
各文字の「点」は、どのタイミングで書き加えるのだろうということがずっと気になっていました。漢字にしろこういった文字にしろ、筆順に特にこだわりがあるというわけでもないのですが、なにか書きやすいコツみたいなのがあるのかどうなのかなと気にはなっていたのですよね。
それにしてもツイッターというのはかように便利でして、親切なガチ勢、あるいは先輩方がさっそくいろいろリプライで教えてくださいました。ある方は「単語ごとに一度区切って点を書き加えていた、自分の教わった先生もそうしていた」と。
またある方は文レベル?まで一通り書いてから点を加えることが多いとおっしゃる。それにくわえて、いわゆる「2点」(点をぽんぽんと2つ書くところ、の意味ですね)「3点」(同上)は〇や―のように、線や図形で代用している、とも。
アラビア語の先生方やエキスパートの方々も、上記ツイートにコメントをくださって実にありがたい限りでした。
ツイッターも続けてみるもので、こういうちょっとした気になることがすぐお尋ねできるというのはなんともありがたいことです。改めてこの場を借りてコメント、ご教示くださったみなさまに御礼申し上げますが、とりあえず一通り書いてからあとで「点」の部分は書き足す、と教えてくださった方が多かったようです。
「一通り」の定義もおそらく人それぞれだと思うのですが、1語だったり、連続してくっつけて書くところが終わったところで「一通り」ということで、点を書き加えていくという手順の方が大多数のようです。
なるほどなるほど。学びを得ました。
ところで、写真に撮って改めて見てみるとそうでもないなと思うのですが、この『ニューエク』に取り掛かり始めた頃に比べたら、これでもペルシア文字はだいぶ書き慣れてきているというか、少しはそれっぽく書けるようになっている…気が自分ではしていますがどうでしょうね。
それにしても自分、40代も半ばにしてまるで「厨二病」だなとも思います。
キリル文字しかりペルシア文字・アラビア文字しかり、日本語の表記体系とはずいぶん違う文字を直筆で書き進めるという行為そのものに今更ながら得も言われぬ高揚感のようなものを覚えるっていうんですから、我ながらどうしようもないなとは思うのですが。
そうかあ外大生でペルシア語やウルドゥー語、アラビア語などを専攻にしていたり、あるいは副専攻で触れていた人たちはあの若かりし頃こんな楽しいことしていたのか、とちょっと嫉妬しかけたのですが、よくよく考えたら自分も学部4年生のころだったか修士課程1年目の時だったか、大阪外大でオスマン語の授業は受けていたのでした。
文字もそこで勉強した…はずなんですけどね。書く練習はあんまりしてなかったですかねえ。…って、こんなことここで実名で書いてたら、当時のオスマン語担当の先生に怒られそうではありますが。
まあまあしかし、超スローペースではあるのですがめげずにこんな調子でペルシア語はまだまだ続けていこうと思います。アゼルバイジャン語が長い歴史を通じて取り入れたであろう語彙や文法のあれこれをペルシア語のほうで観察するのも、楽しみの一つになっていますからね。続けるの一択です。
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