お買い上げ御礼
ちょいと生々しい話を含むのですが…
毎年この時期は、確定申告前ということで源泉徴収票を賜る時期ですね。私も今年は数か所から源泉徴収票を賜る機会を得ております。
そのうちの一つに、10年ほど前に(もうそんなに時間がたつというんですから怖いですね!!)公刊したトルコ語の本の印税がございます。
初版の公刊が2009年、その後「新版」ということで2014年にリニューアルした改良版が公刊されていますが、毎年わずかながら一定数の売り上げがあるようで、今年も例年と同じくらいの部数売り上げがあったとのお知らせをいただいたところです。
10年以上前に原型を書いた本ですが、今でもそれなりに需要があるということにただただ感謝しかありません。
今思い返すに、やはり編集の人の力は偉大だな、という感想があります。一人で手掛けるより、やはり客観的にこう書いたほうがいい、ここは書き換えたほうがいいというアドバイスをもらえるというのは大きいです。
語学書ならなおさら、という側面もあります。まして、扱っている対象がトルコ語ですからね…
以前も書いたことがあるかもしれませんが、2009年ごろというのはウズベク語の仕事も降りかかってきていた時期で、当時勤めていた職場から年度内のウズベク語の文法書と訳本の公刊を要求されていました。
そちらの仕事をしながらの、トルコ語の文法の話をエッセイ風に書いてほしいという依頼。我ながら、あの時期の体力がなければ絶対無理であったろうなと思う次第です。
さておき。
自分のトルコ語の著書が(たとえ電子書籍でしか今は売られていないとはいえ)1冊でも存在するというのは、自分の仕事柄やはり大きいことであったなと思います。しかし恩恵をかみしめる一方で、そろそろ次の「作品」を世に問うべき時期でもあろうと改めて思うのでありました。
今年こそは、アゼルバイジャン語の語学書を世に問いたいと思っています。こちらも実は締め切りが今年に迫っておりますので、ほぼ間違いなく人の目に触れる状態までもっていくことになると思います。
3月ごろには、これに関連する件でまたみなさんにも耳寄りなお知らせをする時期が来ようかと思います。今年は奇しくも、日本とアゼルバイジャンの国交30周年記念とのこと。
リンク先は在アゼルバイジャンの日本大使館によるもので、バクーでのイベントに話が限定されているようですが、日本ででもやれることはぜひやってみたいなと思うわけです。
自分にできることは、アゼルバイジャン語のアピールくらいですけどね。できることを地道にやっていくしかないでしょう…ねえ?
せっかくいろいろと大変な時期にバクーに行ってきたんです。モトをとりましょうモトを。多くの人にそれが還元できるのであれば、幸甚これに過ぎたるはありますまい…!
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