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モデル撮影で思う事

こんにちは、UKです。
ご覧頂きありがとうございます。

今回は、モデルさん撮影の際に
自分なりに思う事をお話しようと思います。


最初の自己紹介記事でも少し触れているので
良かったらそちらもご覧下さい。



スナップとポートレートで異なる考え方

物体を撮る時と異なり撮影者も被写体も動く
高難易度撮影の部類に入るモデル撮影。人によって違うオーラを感じ取り、その人に合う構図で撮るのが楽しくもあり難しい点である。

レタッチ技術の発展により理想へ近づくのは容易になってきた昨今。でも、そこに頼ってばかりではいられない。

ポートレートであれば多少は相手は止まってくれるし、ポージングも人によっては様々なものを出してくれる。また、ポートレートは多くを撮影することで、より自分の世界観を出すことが出来るようになる。モデルさんとカメラマンの信頼関係も積み重なり、それがさらなる良い作品作りにつながると思う。

スナップになると突然カメラマン側の技量が試される事が増えてくる気がしている。
いつ来るか分からない一瞬のタイミング。
それを狙って押すシャッター。
モデルさんにできるだけ自然体でいてもらえるように指示はあまりしない。


ポートレートを「撮らせる写真」とするなら、
スナップは「撮られる写真」になる。

被写体となる人物が、撮られることを意識していれば、それはポートレート写真となり、無意識のうちに作品が成立していればそれはスナップ写真になる。

そこの違いを意識しその人に合う構図で撮る事を常に念頭に置くべきだと思う。

天皇陛下のオーラは別格だった。



屋内と屋外で変わる考え

屋外での1番の天敵は?

屋外で撮る上で一番影響力があるのは天候だ。
晴れていると光線状況を判断しその時で1番良いように撮れる構図を探さなくてはならない。

逆に曇っていれば楽なのかと言うとそうもいかないのが現実である。
光が無い分、平坦な作品になってしまう。
また空を入れようものなら、白飛びしたり肝心の被写体が暗くなり黒潰れしてしまう恐れが出てくる。

屋内はやっぱり楽なの?

屋外と異なり屋内は比較的楽に撮影出来る。
室内だと、部屋の雰囲気はもちろん小物などを使って手軽に作品に彩りを加えることができる。

また、外の自然光と異なり、部屋の蛍光色や電球色など極端に色味の変化が出てくる。
それが吉と出るか凶と出るか。


人によって考えは異なると思うが、自分は元々屋内撮影派だったのでやっぱり楽なのは屋内だと思ってしまう。しかし撮ってて楽しいのは屋外だと最近身に染みて感じている。

外は気持ち良いですからね(:3_ヽ)_

屋外編はこちらへ↓↓


屋内編はこちらへ↓↓



まとめ

人を撮影をすると毎回、自分に足りないものが浮き彫りになってくる。

終わった後は相当疲労していて眠りたいはずなのに、「もっとこうすればよかった」と1人反省会が始まってなかなか寝付けなかったり...

しかし、次の撮影になったら気合いが先行して、前回の反省点がどこかへ吹き飛んでいってしまうもの。

それでもいつも心の中にあり共通して言えるのは、「その人の世界観を壊さない」という事。

自分の撮りたいように撮りつつも1番は被写体であるモデルさんが際立つ撮り方をするのが最優先事項。

モデル撮影で終わりは来ない。
日々研究を重ね常に最高の作品を作って行こうと思います。


ここまで長文をご覧頂きありがとうございました。

それではまた。

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