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保存版:情報・出来事に対する 心の準備・対策

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情報や出来事に翻弄され不安が増していく
物理的な対策は他の方に譲るとして
「心の準備と対策」についてまとめました。


①離れる

今見ている情報・目の前の出来事に対して
モヤモヤしたり不安になっているとしたら
身体は『危険』だと察知しています。

怒りが内側から湧き出てきたとしたら
自分の大切にしている価値観が脅かされています。

恐怖感が出ているとしたら
自分の命がなくなってしまうくらいの衝撃です。

なので、まずはその場から逃げましょう。
テレビを消しましょう。
アプリや投稿を閉じましょう。
その人や情報源から離れましょう。

②発する

危険だと察知した身体は、
自動的に感情反応や症状として表出します。

危険や脅威から離れたら、
身体の内側に溜まったものを外に出すことが大切です。

近くに共有できる人がいれば話すのもありです。
共有できる人がいなかったり、1人の時は
身体の外にエネルギーを出す意識をしてみましょう。

「凄く不安な気持ちになっているなぁ」
「なんだか怖いよー」
「あの発言に自分は怒ってる。おかしいじゃん」
「悲しいなぁ〜」 など。

上手く言葉にできなくもいいです。

息をゆっくり吐きながら、
口から溜まったものを少しずつ外に出していくイメージです。
ティッシュをゆっくりと裂きながらやると、
エネルギーが外に出る感覚を感じやすくなります。

ここで踏まえるべきことは
「感情は人にぶつけなくていい」ということ。

特に怒りの感情は厄介で、人にぶつけたり、
攻撃的にあたることで発散されると勘違いしていることが多いです。

どれだけ怒っても減っていないとしたら、それは偽物の感情です。

感情は人に出さずに、身体の外に出す。
大切にしたいことです。

③味わう

発するができると、身体の内側に溜まったものが解放されます。
ですが”余韻”は残っています。

発することはとてもエネルギーを使います。
感じるだけでも疲れるものです。

味わう時間をたっぷりとってあげてください。
頭で思う以上に、身体はダメージを受けています。

味わいきれる時間は人それぞれですが、
余韻が落ち着くまでにどれくらい時間かかるかな?
という自分のペースを知っておくと良いです。

④きづく

味わいきることで初めて ”気づく”ことができるようになります。

情報や出来事に対してどう捉えるか、
その受け取り度合いによって影響の受けやすさが変わります。

『どうして自分はこの情報や出来事に対して
 強い気持ちが出たのだろう?他の人はそこまでじゃないのに。』

そんな自問ができるようになっている状態にまで落ち着いています。
(もしそうでなければ味わいきれていません。
 ①〜③のどの状態か立ち返ってみると分かりやすいです)


例えば、X上でのある投稿に対して強く不安感が出てきたとします。

自分自身の捉え方を俯瞰してみると
『そっか、あの発言は自分にとって、不気味だし自分だったら絶対にそうしたくないよな。怖いし嫌なんだよな。だから同じような発言はしたくないって思う』ということに気づけます。

不安の正体は、怖さと嫌という気持ちのミックスということです。

「自分はこう在りたい」という価値観・捉え方・在り方
こうして言語化することができます。

これが、ここで言う”きづく”です。

気づきであり、氣づきである。
メと米の違いのように エネルギーの方向性や広がり方はそれそれなので
ひらがなで「きづく」としました。

⑤えらぶ

気づけたら、目の前にある情報や出来事に対してどこまで受け取るのか
どの情報を得るのか自分で選択することができます。

どこかで、「現代人が受け取る1日の情報量は、江戸時代の1年分」
という言葉を見かけました。

日に日に情報量だけが増えて、便利になっていく反面
自分にとって必要な情報だけを選択することが難しくなっています。

自分のペースで、心地よく生きていくためには
「選び取る力」が必須である時代であると感じます。

どうやったら選べるの?に対する具体的な答えは
今のネットにはありません。

私の考えは、①〜④の流れを辿れば、
それが自分の最適解になる、ということです。

どれを選択するかは自由です。

今ある選択肢から選んでもいいし
新しい選択肢を作ってもいいし
選択したものが途中で変わってもいい

選択の仕方も人それぞれであると思います。

選ぶ・択ぶ・撰ぶ いろいろな「えらぶ」があっていい。

⑥ふれる

えらんだら、それに触れていくだけ。

ふれることは、触れる・振れる・降れること。

経験すること
体感すること
刺激や振動に反応すること。

実際に肌で感じること
五感を使うこと。

舞い降りるもの、訪れるもの、やってくるものを
そのままに受け取ってみること。

AIでは取って代われない、人間の根幹部分だと思います。

ふれてみて、しっくりくるか。安心できるか。

そうなら、対策の一つの引き出しとして持っていればいい。
そうでなければ、他の選択を実践するきっかけにしたらいい。

そうやって、自分に合った準備と対策を広げていきましょう。


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溢れかえっている情報の中から
今の自分に必要なものだけを選択し日常に溶かしていく。

目の前の出来事に対して、どう捉えているかを知る。
自分の根底にある価値観や在り方を知っていく。

それが心の準備・対策になっていく。
私が日常で意識していることを共有しました。

情報過多である現代。

他の考えや「自分はこう思ったよ!」というのがあれば、
コメントいただけると嬉しいです。

心の準備・対策はいくつ合ってもよいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

宇賀神

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