見出し画像

知らない土地を訪れる


”一年に一度、まだ見知らぬ土地を訪れなさい。という言葉を、いつも心に留めています。”ダライ・ラマ14世が『人生で大切な18カ条』で述べている言葉です。

3年振りに見知らぬ土地を訪れるチャンスがあり、ベトナムを旅してきました。旅の大切さについて感じたことを記録したいと思います。

新しい生活のアイディアが得られる

旅先では、滞在先のインテリアや工芸品、ローカルの人々が食べている食材など、普段通りに暮らしていると考えないような新しいアイディアに触れることができます。

例えば食事

ベトナムで食べる食事には、メインのサイドには山盛りに積まれた野菜やハーブが添えられてきます。
「!」と感じたのが、バナナの茎をスライスしたものやバジルやミント、シソが多用されていたこと。また小麦の麺よりも圧倒的にライスヌードルが使われていて、私にとってはとても新鮮に感じました。

藍染のカーテン、作ってみたい
吹き抜けの天井に置かれた瓦が作る影が美しい
ベットメイキング、シンプルでいい!
こんな植物、育てたい

他にも滞在先で使われるインテリアの飾り付けだったり、普段の生活でも参考にできる新しいアイディアに出会えることも旅の醍醐味かな〜と思います。

今自分が与えられているものに感謝できるようになる

ハノイの都市部。交通量が多く人とものがごった返して、わちゃ〜とカオスな印象でした!面白いし、好きな人は好きだと思う。

今回久しぶりに違う国を旅して感じたのが、自分が与えられている環境の恵まれている点でした。

ベトナムでは基本的に水道水は飲めなかったり、バイクや車、人でごった返す忙しい街中にストレスを感じることがありました。
それにトイレや屋台などのお店の衛生面も気になったり、便利で整備された環境って当たり前じゃないんだな〜と改めて感じ、今住んでいる場所への感謝が増しました。

もちろん便利できれいな半面、色んなマイナス面もあるけど、それでも今過ごしている日常は当たり前じゃないんだと理解することは価値ある事だと思っています。

世界平和の第一歩

ムーカンチャイという美しい棚田の景色で有名な土地を見学中に、ずっと後をついてきた8歳の男の子マリ。最初は写真を撮る際のお花を売ろうとしてました。見学中の15分間くらい写真を撮るのを手伝ってくれたり、道を先導してくれたりして愛嬌たっぷりで、帰りはハイファイブしてなんだかコネクションを感じました。

世界中に友達を作るとまではいかはなくても、実際に自分の五感で感じた土地や人々には特別な想いが生まれるはず。見知らぬ土地を訪れて、人々と話し、文化を実際に体験することで、訪れる前に比べて理解が以前と比べてグッ〜と深まります。

自分の中の当たり前は、他の人の当たり前じゃない。違いを受け入れ、柔軟になる。そんなスキルが磨かれれば、他人をジャッジしたり批判しなくなり、日常生活から平和を築ける、そんな効果を感じています。

百聞は一見に如かず!

ムーカンチャイの棚田。写真の10倍は綺麗。道中バイクから見た移りゆく絶景や感じた空気は写真では伝えられない
灯篭で有名なホイアン。キロ単位でマンゴスチンを売りたい(観光客価格)おばあちゃんから味見を受け取って、2個だけ買おうとしたらキレられたのもいい思い出。
サパのホテルからの夜明け。

映像や写真、文章などにどれだけ触れても、実際に五感を使って体験したものに勝るものなし!
経験は一生の宝、そう思います。

これらかも、一年に一度は、違う土地を訪れよう。

この記事が参加している募集

サポート頂けると、とってもうれしいです:)良いバイブスをシェアしていきます♩