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[出張ついで旅 京都編] お仕事前日の秋の1日の過ごし方

今年度初の出張に行ってきた。

週明け初日の昼から大阪でお仕事。ということで、もちろん前乗りしてついで旅。最早上司から、今回はどこ行くの?と聞かれる始末。
迷いに迷って、秋の京に白羽の矢が刺さった。

旅行日:2020/11/23(祝) ▶︎翌日

錦秋の御所

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直前は三連休。流石に人出も多そうだしあまり荷物が増えても、ということでとりあえず1泊に留めることにした。

8:59 品川駅発
11:06 京都駅着

京都駅構内の松葉で早めランチ。
昨年東山散策時にふと思い出したものの、寄るには時間がなく諦めたら、9月に宇治に行った際、京都駅構内に松葉があるのを発見。次来た時はには是非、と思っていたらそのチャンスが意外とすぐやってきた。
にしんそばは、初京都である中学の修学旅行で、自由行動の日に食べに行った思い出の味。平日のランチタイムはサラリーマンが沢山いた記憶が強い。

12時前   今出川駅着

人混みを避けたい、という希望に、京都をよく知る知人に教えてもらったのが、御所という選択肢。
調べたら今は事前申し込みもなく御所の見学ができるという。
ということで今出川駅のコインロッカーに荷物を預け、同志社大学の横を通り御所に向かう。

砂利道を進むと整理券配布のテントが。入り口へと進むと手荷物検査。そして番号付きのストラップを渡される。ストラップの紐の色が何種類かあったので、恐らく時間帯別の人数管理の為だろう。

御所の見学は、15年ぶりくらいか。

12時過ぎ  京都御所

紫宸殿には、高御座と御帳台。
宮廷文化の紹介の期間中だったので、牛車や五節の舞姫の装束展示なども。

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牛車、なかなか迫力のあるサイズ。
これが停まるスペースを確保するのは確かに大変そうだと源氏物語を思い起こす。

清涼殿は修復中で見られなかったものの、ゆったり40分ほど見学。

13時過ぎ 京都迎賓館

続いて知人一押しの京都迎賓館へ。
当日見学の余裕があったので飛び込みで見学を申し込み。こちらは金属探知機や、荷物をロッカーへ預けるなどの徹底ぶり。
10人ほどに対しガイドさん2名体制で、丁寧に説明してもらえた。

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中は、上質で溢れていた。
飾り立てるのではなく、和の美しさに溢れる場所。
海外からの賓客に合わせ鴨居の高さを高くしながらも、庇の長さを伸ばして本来の比率で庭が見えるようにするなど、無駄のない、調和の取れた空間。
お勧めされた理由がよく分かった。
これはお勧めしたくなる。
1時間ほどの、贅沢な時間だった。

ここを勧めてくれた彼女は、同志社の出身。
御苑の砂利の音が、ふるさとの音だと教えてくれた。

御苑内の楓や銀杏も綺麗に色づき、全然密ではない錦秋の京都を満喫。

15時前   四条駅

荷物をピックアップし、乗り換えのために四条へ。
折角なので降りて、Googleマップで出てきた茶寮翠泉に向かうも店の外までの長蛇の列。速攻諦めて途中に見つけたcefe marbleで一息。
からの、大丸に寄ってお土産を見繕う。

嵐山

さて、ついに来ました嵐山。
電車に乗っている間に日も暮れ、帰る人の流れに逆らってひとまず宿へ。渡月橋が窓から見える。
まだまだ帰路に着く人の波が続いている。

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すっかり日も落ちた18時ごろ、夕食を取りに外出。
Googleマップ上で見繕ったお店はなんと祝日で閉店時間が早かったようで、クローズしていた。川沿いを適当に歩いてふらっと入ったのはお豆腐屋さん。
先程ホテルで貰った地域クーポンが3枚あったので、贅沢に湯豆腐と天麩羅のコースで温まる。

19時 宝厳院

本日のメインディッシュ、宝厳院のライトアップ。

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散り紅葉が美しい。赤橙黄と色づく境内。

行くまでは、仁和寺のライトアップとはしごしようかと考えたりもしたが、時間を気にせずのんびりしようと、1箇所のみにした。

20時過ぎに退散したが、連休最終日の夜だとそれほど人も多くない。ゆったりと見学できた。

ゆったりしすぎて、思わず2周してしまった。

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明るい時間のトンネルも美しかろう。

帰りの渡月橋からは、東山のレーザーがよく見えた。

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はじめての夜の嵐山。
大堰川の川音を聞きながら、翌日の備え早めの就寝。
続く。


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