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2020年の私的ベスト10+α

年内に間に合わなかった上、久しぶりの投稿…

ちょっと思うところあってnoteから離れており、遡ってみたらまさに『はちどり』について書いて以来という…

大変な1年でしたが、

新作映画は配信作品、オンライン試写も含めて114本鑑賞となりました。


☆映画(劇場公開)☆

『ジョジョ・ラビット』

『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』

Netflix映画『ハーフ・オブ・イット』

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』

『はちどり』

「ここまではおそらく年間になっても揺るがない感じ」ーーと、上半期の時点でメモしてました。順不同


●ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー

【8月6日(木)解禁】『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』場面写真

2020年ベストワンを紹介する機会があり、これと『燃ゆる女の肖像』などと迷っていたところ、『燃ゆる〜』は他の方が選ばれていて、韓国映画が1本もないようだったので『はちどり』をピック。

でも初見時の感想を読み返したら、熱量は圧倒的にこっち。私の人生においても大好きな映画になった。“自分らしく”とは何か、はここにある。

●燃ゆる女の肖像

静謐でもその情熱は伝わるし、シスターフッドもある。丁寧に、意図を持って描かれた当時の女性の有り様と愛、とてもよかった。『ブックスマート』と並んで日本上陸を待っていた作品が、双方ドンピシャの大当たりだったのも嬉しい。

●はちどり

14歳の少女が世界と出会った、激動の年に…。これに尽きる。タイミングも合った。14歳のとき、ヨンジ先生に出会いたかった人は多いだろう。

●ジョジョ・ラビット

可愛らしくも、残酷な、でも優しい青春映画であり、戦争映画であるこの映画が大好き。

●ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語

四者四様の姉妹。とくにやっぱりピュー子(フローレンス・ピュー)が最高。

●スウィング・キッズ

圧巻のタップ・ステージの後に待っていた現実に、しばらく動けなかったよね。ね!

●透明人間

原始的な手法であっても“被る女性”の恐怖を端的に描くアイデア。そしてラストも秀逸。

●朝が来る

とにかく蒔田彩珠の映画だったように思う。彼女が支配していた。

●ザ・ピーナッツバター・ファルコン

シャイア・ラブーフの一件はあれど、普通に劇場で見て、普通に心を動かされたことが貴重で印象深い。

●TENET テネット

コロナ禍じゃなかったらあと10回は観に行っていたと思う。こちらの脳スペックをさんざんフル動員させておいて、最後に友情や親愛に落ち着くところが大好きすぎた。「まだ分からない?」

<次点>
●エクストリーム・ジョブ
●暗数殺人
●1917 命をかけた伝令
●フェアウェル
●ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY 
●WAVES/ウエイブス
※(日本公開未定)ユンヒへ

☆配信映画☆

8本。別に分ける必要はないんだけど、上とまとめるには傑作が多すぎた…。

●オールド・ガード(Netflix)

鍛え上げたシャーリーズ・セロンさまのみならず、初々しくも成長していくキキ・レインの姿が頼もしかった。

●ハーフ・オブ・イット(Netflix)

真のテーマは、自分の言葉を獲得すること、自分の言葉で語ること、それが自分自身を見つけることそのもの、になるのでは。

●シカゴ7裁判(Netflix)

かなりの力作とは聞いていたが、全身に鳥肌が立った。私にとってのチャーミングなおじさんはマーク・ライランスだった。

●エノーラ・ホームズの事件簿(Netflix)

眉間にしわを寄せたり、鼻血を出したりしていないミリー・ボビー・ブラウンがキュートで勇ましく最高。すべて母の教えから来るのも。

●#生きている(Netflix)

コロナ禍前に製作されたとは本当に信じられないほど、今とリンクしている。主演は『バーニング』のユ・アイン、『ザ・コール』も面白かったパク・シネ。

●ダ・ファイブ・ブラッズ(Netflix)

デルロイ・リンドーの熱演。そしてチャドウィック・ボーズマンのカリスマ、その数か月に亡くなってしまうなんて、思いも寄らなかった。。

●トランスジェンダーとハリウッド:過去と、現在、そして(Netflix)

原題は暴露を意味する「DISCLOSURE」。こちらを先に観ていたので、絶賛されている日本映画がその見本市のようになっており、俳優陣の熱演はすごいとは思うのだけれど、うん。

BLACKPINK ~ライトアップ・ザ・スカイ~(Netflix)

超新参者だけど、彼女たちのストイックさや音楽を求める姿勢、何より個の力に感服。世界がひれ伏すはずだわ。

もう終わりにしよう。(Netflix)

2020年はジェシー・バックリーの年でもあった。翻弄され続けたラストにもたらされた積年の孤独に唸る。


※大好きなリズ・アーメッドの『サウンド・オブ・メタル〜聞こえるということ〜』(Amazon)、大変評判がよいので、これから観る予定。あと、ピクサーの『ソウルフル・ワールド』(Disney+)も。


☆海外ドラマ(韓ドラ除く)☆

●マンダロリアンS2

最後、泣いたよ!! 本当に素晴らしい、ディズニーが作った中で最高のSW。

●ベター・コール・ソウルS5

本家超えちゃったんじゃないか、と思う瞬間がいくつもあった。でも、もう遠い昔の出来事みたいだ…。ボブ・オデンカークさんの息子さんもコロナに感染していたっけ。

●ウエストワールド3

テッサ・トンプソンとアーロン・ポールをさらに好きになったから、それでいい。

●クイーンズ・ギャンビット

各駒がどんな動きをするか程度の知識しかないが、彼女が身を置いた世界の過酷さ、薬物依存と才能の開花、ガラスの天井に思いを馳せた。アニャが最高だし、名バイプレイヤーに成長したハリー・メリング(ハリポタのダドちゃん)が素晴らしかった。2020年は密かにハリー・メリングの年でもあった。

●アンオーソドックス

Netflixのミニシリーズ。女性が声を上げる物語。『ロニートとエスティ』をも思い起こす、そのコミュニティの女性の生きづらさ。

セックス・エデュケーションS2

「82年生まれ、キム・ジヨン」のスカーフお姉さんの系譜、その現代的で至高なシスターフッドに泣いた。このシリーズ大好き、推しはメイヴとエリック

?1?8?(?)??12 時解禁】Netflix『セックス・エデュケーション』キービジュアル

ザ・ボーイズ2

リアルタイム進行中の出来事を、ここまで落とし込めるスピード感とプロとしての矜持。

リトル・ドラマー・ガール

フローレンス・ピューとパク・チャヌク、先日亡くなったル・カレ。この作品のピュー子さすがです。

ウォッチメン

ヒーローもヴィランも、なぜ覆面(マスク)を被るのかに迫っていく。浮き彫りにされていったのは、誰かを、大切な人を思う愛なんじゃないか。

ザ・クラウンS4

物議を醸したフィクション。ある年代以上には絶対的アイコンのひとりでもあるので。ダイアナを演じたエマ・コリンが愛らしければ愛らしいほど、胸が締めつけられた。

※評判良く、シーズン2も決まった「エミリー、パリへ行く」は、確かに目には保養になったけれどハマれず…


☆韓国ドラマ☆

数年ぶりに韓国ドラマにハマりました。

サイコだけど大丈夫

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●キングダム2

キングダム2_-_1月1日_午後2_18のコピー

椿の花咲く頃

スタート・アップ:夢の扉

愛の不時着

梨泰院クラス

ハイエナ

よくおごってくれる綺麗なお姉さん

キム秘書はいったい、なぜ?

青春の記録


2021年もよろしくお願いいたします。



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