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杓子定規

たしか教育って「人は避けてはいけない」とか「逃げてはいけない」とかそういうことを教えられてきた気がする。

でも、僕は今職場である人を避けている。避けているという表現よりは距離をとっている。適切な。(業務の事以外はいっっっっさい話さない)
学生時代は部活で主将を務めたりしていたので、人に対しては避けるどころかむしろ近づいてできるだけ理解しようとすることが正しいと思っていた。完全に杓子定規な考えだった。

杓子定規・・・一つの見方でしか物事を見ないこと。融通がきかず、頭がかたいこと。石頭。湾曲している杓子の柄を、定規の代わりとして使うことの意。

ところが社会にでると、時に人を避けなきゃいけないことがある。そんなの学校で教えてもらってない。自分の頭で考えて対応していかなければならない。まったく疲れる!
僕に対して悪態をつく人とコミュニケーションを図れば徐々に改善されると思っていたがまったく変わらない。最初は距離をとることに罪悪感すら感じていたが(僕は攻撃受けてる側なのに)。
最近は人を避ける自分の行動を肯定できている。考えて悩んで人に相談したり本を読んだり動画をみたり、かき分けるようにして肯定に辿り着いた。

ある意味僕の杓子定規な考え方を変えてくれた経験になった。

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