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初めての流産手術

手術の50分前

こんなに悠長に構えてて良いものか?と思いながら
何かしておかないと気が済まない。ので

とりあえず気持ちだけでも整理しておこうと思い
ここに記しておきたい。


まだ終わってないけど今年の夏は本当に凄かった。


ジェットコースターのように気持ちが揺れ動く毎日。

妊娠がきっかけで仕事に影響があり、

流産がきっかけで心にも影響があり、

数年前の私だと泡吹いて倒れていたかもしれないし。

多分引きこもって泣いてばっかりいただろうなぁと。

たくさんの人に支えられて、優しい言葉をかけられ、
自分でも気丈だなと思うぐらい人にも話すことができて、
振舞うことができて
外にも出かけていられて。

改めて「母親」である私の強さも感じた。

私、頑張ったよ

ありがとう。と。

そして、やってきてくれた命にも、ありがとうと伝えたい。


きっと走りきってた私に、

ストップをかけるために、

何かを止めるために、

やってきてくれたんだろうなぁと。

そう考えるし、そう考えるしかない。


そんな命に今日はお別れです。


もうすでにお腹の中ではなくなっているけれども、出してあげないと、

「私自身」も

猛烈にしんどいのが続いていますので。


そんな今日はパパが夜勤から早く帰ってきてくれて、
自宅で娘の面倒をみてくれることに。


今日から三日間の安静。
お盆、ゆっくり過ごします。

「女性であれば必ず1回は流産するんだって」

先日、私に話をしてくれたお友達。

だれもが知らぬ間になくなっている命もいて。
今回もたまたまここまで繋いだ命が、心拍が停止してしまって。
学術的な用語で言えば「染色体異常」らしい。


元々弱かった命なのだね。


それにしても、宿った命のパワーは絶大で、私に長期間の体調不良をもたらしたので、やっぱり小さくとも私の運命、それに関わることを左右したことには間違いない。

命は小さくとも、すでに宿った時から大きなパワーを持ってたのだなぁと。

とっても短い間だったけどやってきてくれてありがとう。


私の人生にも大きな影響を与えた。

そして、大切なこと、気づかせてくれたよ。

この1ヶ月を手術が落ち着き次第、振り返ろうと思う。