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気分が乗らないとき


今日は、まさにそんな日だった。
急ぎではないが、やったほうがいいことはいくつか既にリストアップされている。
急ぎではないから、気分が乗らないのか、と言われたら、そうかもしれないし、
そうではないかもしれない。

最近性に全く合わない早起きが続いたせいなのかもしれない、と思ったりする。

気分が乗らないときは、家事に逃げる。
洗濯、掃除をし、お香を炊き、好きなお茶を入れてゆっくり飲む。
今日は、ミルクフォーマーでラテまで作って飲んでみた。
でもやっぱり気分が乗らない。

今日はお買い物もあったと思い立ち、買い物リストを作り、「先に用事を済ませてから仕事しよう」と外出した。

リストを見ながら効率よく買い物をする。
思いがけず良いものも見つかったし、行きつけの八百屋のおじさんは、イチゴを安くしてくれたり、ほうれん草を一把おまけしてくれて、ラッキーと思っていたら、魚屋さんが体調を崩し閉店していたのはショックだった。
そんな「売り手が見えているお買い物」ができる、市場が大好きだ。

さて帰って仕事しようか、と思うのだがまだまだ乗り気になれず、すぐ近くの以前から目をつけていたカフェに入ってみると、すごくおしゃれで、感度が高い若者が多かったように思う。
お店の人も気遣ってくれて、ありがたい。

コーヒーが売りのカフェだが、私はホットレモネードをいただいた。
しばらくぼーっとし、電子書籍で読書。

1時間くらいのんびりさせてもらって、ようやく家に帰り着く。
お花を飾り、夕食の準備をし、早々に食べて一息ついた。

それでもやる気にならない。

なんだか眠いので、「思い切って少しお昼寝ならぬ、夕寝をしよう」と決めてやはり1時間くらい眠った。少し元気になったのか、ようやくパソコンを立ち上げ、メールの返信を済ませ、好きな音楽をかける。

するとようやくスイッチが入って、気分が乗ってきた。
音楽の力は大きい。

まるで、気分が乗らないと言っている子供を扱うかのように、自分を扱った日だったが、今から仕事をして、今日のリストを達成しよう。
私の1日はこれからだ。笑

実は「気分が乗らないとき」は、あまりないのだけど、昔ならきっと無理矢理に自分に仕事をさせていただろう、と思うと、なんて自分を大事にしてなかったんだろうと反省する。

気分が乗らないときの仕事は、たとえ完成したとしても、何かどこかエネルギーが足りてなかったのではないか、と思う。

気分が乗らない時は誰にでもある。
そんな時こそ、無理させず、自分の機嫌を取って、休養する。
そうすれば、必ず気分が戻ってくるのだから。

自分を大事にすることがようやくできるようになってきたのだな、と自分の変化を感じた。
一番大事にするべきは、自分。
こんな当たり前のことに気づいて、実行できていることが、幸せだな、と感じた。


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