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「自分を全面的に褒めていいたった一つの、誰もが持っている理由」


先日3人のお母さんになっている教え子と、お茶をした。

久しぶりに対面で会ったのだが、オンラインではなく、さらに二人だけで会うと何でもはなせる。


彼女は個人事業主として仕事をしつつ、家事、子育てをやっている。
私もそうだったので、気持ちはよくわかるので彼女も何でも話してくれている、と思う。


本当によく頑張っている彼女なのだが、彼女曰く

「自己肯定感が低い」

と言う。


思うのは、頑張っている人ほど自己肯定感が低い傾向にあるな、と言うこと。


私もその一人だったと思う。
なぜ自己肯定感が低いのか、というと、多分「理想が高いから」

自分が理想としている姿が、とても基準が高く、人から褒められても自分で自分を認めない限り、その褒め言葉も受け入れていないからだ。

(すごくよくわかる)


だからこそ、私が下手に彼女を褒めても、絶対に受け入れないし、心から納得はしないだろうと思った、と思う。
(無意識で、この辺は判断していたように思う)


そこで私が彼女に言った言葉。


「あなたは本当に頑張ってるよ。
醤油も味噌も手作りなんて、私はやったことはないし。
さらに言えば、あなたはこの世に一人しかいないんだから、
他にどこを探してもあなたと同じ人なんて他にいないんだから、自信を持って、あなたは自分を認めていいと思う」


だった。


そう、誰だってこの世に一人しか存在しない。
他に自分と全く同じ人間なんていない。
だから存在しているだけで価値がある、と言うことを伝えていた。

彼女が本当はどう思ったのかはわからない。

でも、「元気をもらいました」

とはLINEで言ってくれた。

自分の理想とかけ離れていても、
自分はまだまだだと思っていても、
それもひっくるめて自分。
これが自分。

この自分を、誰が好きになってくれなくても、自分は自分を好きでいる。
自分が自分を大事にする。

節約もいいけど、たまにはセール品じゃない服、ファストファッションじゃない服を買ってあげよう。

たまには、本当に食べたいものを買ってあげよう。

子供のためでもなく、夫のためでもなく、自分のために。

お母さんはつい、子供のために我慢する、子供を優先する癖がついている人が多い。
それは愛情の証で、素晴らしいことだけど、いつもいつもそうしていると、自分を大事にする人がいなくなってしまう。

自分を大事にしているからこそ、周りも自分を大事にしてくれる。
だってそれだけの価値がある、って自分が思っているから、周りもそう思ってくれるんだもん。


存在しているだけで価値がある。

そう思ったら、結構何でもできそうな気がする。

いつまでの寿命なのかは誰にもわからないけど、
価値ある存在である自分がやりたいことは、何でも、すぐにやってみるのが、幸せなんだと思う。


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