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自分の気持ちに気づくコツ


先日初対面の方々に向けて、面接レッスンをしました。
事前に経歴はお知らせいただいていても、お会いするのは初めて。

ただ印象、話し方、視線(これは結構いろんなメッセージが伝わる部分です。本人は気づいてないけど)

から私が感じてることは、この後のフィードバックに繋がるので私の心に留めています。

核心部分の質問になった時、

答えがふわっとしている
曖昧である
一言でズバッと言い切れてない

と言う場合、ほとんどは「自分の気持ちをつかめていない」のです。

そこで私は「気持ちに気づいてもらう質問」をします。

そう、答えはその人の中にあるのですが、私はもちろん本人が気づいて
ないだけなんです。

「それはなぜですか」

「それならば、今でもできることではないですか」

「あなたがこの仕事の魅力だと思うところはどこですか」

文章で説明しようとしたら、「一言で言ってください」

とすかさず言います。

自分の気持ちってそんなに複雑なものではないから、です。
シンプルな言葉で十分なのだと、私は知っているからです。

限られた時間で自分の気持ちに気づいてもらうには、今この瞬間にできることを
最大限やるしかないのです。

私は次々に出てくる答えで「ストレートに刺さって納得できる答え」が出てくるまで問い続け、答えが出てくるつまりご本人が自分の気持ちに気づくと、
涙が出てきます。

この方も、ご自分の気持ちに気づいて、それを口にする瞬間、すでに涙が
出ていました。

やっぱり自分は自分を理解したいし、
自分の心は理解して欲しいと望んでるんだな、と思う瞬間です。

カッコつけた
誰かが考え使った言葉ではなく、
自分の中にある自分の気持ちに気づくことさえできたら、
それが差別化、いえ、個別化なのです。

そもそも、自分という人間はこの世に一人しかいないのですから、
個別化できて、当然なんですけどね。

だからこそ、自分を面接で表現できたら、悔いはないものなのです。

私は「テクニック」は教えてないし、
テクニックは土台ができてる人が使うからこそ生かされますが、
テクニックだけの人は、
見ていると薄っぺらいだけです。

すぐに剥がれてしまいますし、自分では納得してないはずです。

自分の気持ちに気づくコツとは、

短い言葉にすること

自分に問い続けること

誰かが言った言葉を追い出すこと

自分の中にある気持ちを否定せず、信じてあげること

です。

答えは必ず自分の中にあるし
その気持ちや思いはあなたに気づいてほしいと思っているから。
だからそれに気づいてもらった時、嬉しくて涙が出るのだと思います。

私が泣かせているわけではありません。笑

日頃から自分の気持ちを確認し、誤魔化さない、見てないふりをしないことを、
大事にすると、自分の気持ちに気づきやすくなります。

それが「自分を大事にする」と言うことだと思うのです。


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