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自分が変われば世界は一変する


昨年は自分のことが嫌いだった。

理由はわからないけど、いや、例えば感謝が足りないよな、とか人への接し方や考え方など、自分が嫌だった。


自分が嫌いな時期はみんなあるのだと思うが、私は嫌いだと思ったら

「じゃあ、変えればいいじゃん」と思って、自分の変わりたい方向に舵を切ってきた。


ただ、昨年はその「方向」を見失った気がしていた。

どう変わりたいのか。

何を求めているのか。

迷子になったかのように感じた。

そんなことは、多分一度もない。


一度もなかったのはある意味幸せだったのだろうけど、こんな気分になったのは初めてだったので戸惑った。


今思うのは、それまではロールモデルが容易く見つかり、その人のようになりたいと思っていたら良かったのだ。
そして「正解は何か」がわかった気がしていたのだろう。

それがこの大きなパラダイムシフトによって、完全になくなったと感じた。

「正解なんてないんだよ」と言われたら、たちまち困ってしまったのだ。

そこで頼れたものは、自分の心だけ。


自分の心が良いと思ったものは、とにかく本を読む、YouTubeを見る、セミナーに参加する、と動いた。


中には、「やっぱりちょっと違う」と思った物もあったが、心の言う通りに動いて、試してみて自分が本当に求めているものが何かを知るのには良い期間だった。


そうして、最近ようやくわかってきた。


人の純粋さ、ピュアさに触れると、または感じると涙が出るのだ。


音楽

絵画

ネットの記事

カフェのスタッフ

生徒さんたち


などなど、今までは全く気づいていなかった「ピュアさ」がわかるようになってきたのだ。


まさに「感じる」だけ。

頭で一切の思考はしていない。

だって、自分でも予測不能で涙が出るのだから。


情緒不安定なのかと思ったが、そうではない(笑)

仕事はちゃんとやっているし、前よりも忙しいけどちゃんとやれている。


多分「感度が上がった」のだろう。

そして今まで感じなかったことを感じる力が現れて、私自身も無くしてしまった純粋さを取り戻そう、と思っている。


今いる世界の美しさ

今いる世界に自分がいられることへの感謝

そしてそこで出会う人やアートも美しく、ピュアだ。

もちろんピュアさを感じるものだけを取り入れているが、個人差はあるだろうけど自分の心が勝手にピュアなものを引きつけているようだ。


人生は波。

その波に抗っても意味はない。

それよりその波を味わい、感じる。

そして人は同じところには止まれないのだから、心が感じたままに先に進んでいこう。


そう思ったときに、本当に私が求めているものが見えてきた。

穏やかな毎日と、好きな仕事と、ピュアなものに触れている毎日。

それだけで十分。

仕事の仕方も、自分が望むやり方に変えた。

だとしても、波はきっと来るのだろうけど、その時も波を味わおう。

そうしてやがて土に帰っていくのだから。


昨年の今頃と世界は確かに変化はしているだろう。

そして昨年と今年では、私には世界は全く違って見える。

気づかなかったことに気づき、見えなかったものが見えているのだから。

多分これからは、人の純粋さや愛を感じる人が増えるんじゃないか、と思う。

それこそが人間の本来の姿であり、求めているものだと思うから。

良かった、今の自分に変われて。全てに感謝だ。

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