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1日の終わりは、心をゼロリセットに


誰だって、みんな一日のうちにはいろんなことがある。


腹が立つことも、

悲しいことも、

イライラすることも、

悔しいと思うことも、

すごく嬉しいことも、

楽しいことも、

感動することも、


でもそれら一つひとつは、その瞬間は感情が動いているけど、

1日が終わる時には、ゼロに戻す。


それは明日の新しいスタートを切るため。


たとえ何があっても、明けない夜はない。

止まない雨はない。


だからこそ、明日にはまた別の日がやってくる。


かの有名な映画である、「風と共に去りぬ」には、

『Tomorrow is another day』というこれもまた有名なセリフがある。


そう、明日はまた別の日なんだ。

今日の出来事の続きの日もあるけど、でも今日と全く同じ日ではない。

だからこそ、今日あった出来事、感情は全てゼロにして明日を迎える。


それが気持ち良いし、しっくりくる。


今日までの日々が嫌で嫌で仕方がなかったら、明日変えればいい。

何事も変えることはすごく大変だし、勇気もいるけど、でも嫌なものは嫌。


明日を、自分がよりよく過ごせる日になるように使うことができたら、どんなに幸せか。


コロナで仕事が激減したのちにやってきたのは、自己嫌悪だった。

なぜかわからないけど、今の自分が好きではなくなっていた。


なぜかわからないけど、自分を変えたくなった。

明日を自分を変えるための時間に充てよう、と思ってきた。


資格勉強をし、資格を取り、セミナーに参加し、本を読んだ。

まるで答えを探すかのように。

それが正しい方向かどうかなんて、その時点ではわからなかった。

でも、明日の時間を自分を変えるために使いたかった。

今までやったことがないことをやった。


そして半年くらい過ぎた頃から、自分が変化しているのを感じるようになった。

少しづつ自分が好きになっていった。

自分の理想と自分がピタッとハマるようになっていった。


自分のことがよりわかるようになった。

自分がこれからをどう生きていきたいのか、

自分はどこにいるのが、最も心地よいのか、

自分は誰といるのが、最も心地よいのか、

自分は何をやっている時が、一番幸せなのか、


ようやく答えが出てきた。


夜眠りにつくときには、たとえどんな1日だったとしても、

ゼロにする。

気持ちも、出来事も。

そしてぐっすり眠る。


そうすれば、朝起きた時に「ああ、今日も気持ちが良い1日だ」

と思えるから。


今までを振り返って、それが難しかったのは息子の死の時かな。


もちろんこれから先も何が起きるかはわからない。

不幸のどん底って人もいるだろう。

でも、『Tomorrow is another day』っていい言葉だと思う。


自分だっていつこの命が終わるかはわからないのだから。

明日は、違う日が待っているって思ったら、少しは楽になるんじゃないかな。












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