![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99749320/rectangle_large_type_2_caa6d4c4f07a01e3c4072044f12df91a.jpeg?width=800)
今一番気になる言葉
今私には、気になっている言葉がある。
それは
美学
だ。
終わりの美学
仕事の美学
などで使われるが、似た言葉で流儀、哲学などがあるような気がする。
辞書で調べてみると
美学
独特の考え方、趣味と書かれてあり、この言葉が気になった理由がわかった。
言葉は不思議だ。
言葉にすると、ぼんやりしていたものが、途端に意識される。
だから言葉にするって大事なのだと思う。
ただ、美学を持つのもその人次第。
美学を持たない選択肢もある。
美学を持っていてもあまりにも自然過ぎて、気づいていないケースもあるはず。
美学を持っても、どんな美学を持つのかも、その人が勝手に決められる。
この自由さと、でも自分で決めてるからこそ、自分との約束を破りたくないと言う、強制とはまた違う意味での「誓い」のような気がする。
自由だけど、強い、みたいな。
私は美学を持ってた方がいいと、思ってる節がある。
例えば、仕事は手抜きしないで、できることは全てやる、
とか
わかっていることはちゃんと伝えるとか(忖度しない)、
年上が食事代が払う、または多めに払う、など、
誰かに強制されたわけでもないのに、自分が自分を見ていて「カッコ悪い」ことはしたくないし、自分で「カッコ良い」ことをしていたいから、進んでやってることが美学ではないか、と思う。
でも、まだまだ美学と言えるほどのものがないのかもしれない、とこれを書いていて感じた。
美学がある人は、ご本人が自分で勝手に決めてやってることだけど、結果的に信頼される。
この結果的に、というのも良い。
最初から、見返りを求めていないところが好きだ。
さらに美学がある人はぶれないし、迷うことが少ないのではないだろうか。
なぜなら自分の美学に従って生きるから。
美学を持つためには、ある程度の年齢になり、さまざまな経験をした上でのことになるだろう。
色々失敗も経験しているからこそ、美学ができるのだろう。
だから今この時期に「美学」と言うワードが気になっているのだ。
もしかすると自然にやってることが、すなわち美学になってる可能性もあるので、振り返ってみようと思う。
そして美学には必ずその人なりの理由があるはず。
(それもまた話を聞くのが面白そうだ)
親から言われてきたことを忠実に守る、しつけとはちょっと違う。
人生経験の総決算から生まれるのが、美学。
美学を持った大人は、やっぱりかっこいい。
サポートありがとうございます!いただいたサポートは、次の良い記事を書くために使わせていただきます!