自己肯定感というより、自己容認または開き直り?
上野博美プロフィールはこちら。
今までになく、自分を認めていることに気づく。
例え周りの人と話が合わなくても、
「とりあえず今のうちに合わせておくけど、これが私だ」
とか、
そろそろ周りが定年が、とか、孫が、とか言っている時に、
「いや、これから30年突っ走ろう」と思っていたり、
「誰がなんと言ったって、仕事が楽しい」と思ったり。
自己肯定感というよりも、「これが私だからしょうがない」と自分のダメな部分も、はみ出ている部分も全て「これが自分」と思えてきたのだ。
その理由を考えてみた。
コロナで売り上げが落ち、仕事大丈夫かな、と思った日々があった。
でもその時に
「なるようになる」
「なるようにしかならない」
と周りの人から言われ、いきたいところにガンガン旅にでた。
こんなことしていていいんだろうか、と思いつつも、時間が出来たんだから、時間がある時しか出来ないことをやるのもいいじゃん、とも思っていた。
それでも不思議とお金はなんとかなったし、常に危機感はあるものの、逆に「自分が本気でやりたいことしかやりたくない」とも思うようになった。
そうして、今までと違う時間の過ごし方をして、本を読んだり、セミナーに参加したり、今まで仕事にしか向いていなかった意識が少しづつ変わった。
新たな情報が入ってきたことで、
「なんだ、私ちゃんとやってたんだ」
とか
「どんな生き方だって、どんな人生だって、結局自分がそれでよければいいんだ」
と思えるようになってきたのだと思う。
今までは
「母だからこうしなければならない」とか
「女性だからこうしないといけない」というのが、私の中にもあったのだと気づいた。
でも一人一人性格も、好きなものも違うのだから、それが自分の個性だし、それを受け入れてくれる人とだけ付き合っていけばいいのだと、ようやく思えるようになってきた。
そしてそんな自分が案外好きだ。
若い時は、なかなか自分をそのまま受け入れるということは難しいかもしれない。少なくとも私には難しかった。
自分の足りない部分にいっぱい目がいき、このままではいけないと思っていた。
でも、今は若い時からだって「これが自分だから」と思っていてもいいのかもしれない。
もちろん、周りに迷惑をかけないとか、法律違反しないとか、(当然か)は大事だけど、それ以外はなんでもあり、の時代になった気がする。
それこそ「多様性の時代」。
そして、自分と価値観が合う人がいる場所にだけ属するようにすれば、なんの問題もないんだ、という時代になって、本当に良い時代になったな、と感じるこの頃。
私の場合は、完全に開き直りかもしれないけど、人生最高の自己容認度が高い時期を迎えている。
そして、幸せ度は断然高い。
自分を幸せにするのは、やっぱり自分だ。
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