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時間の使い方の変化

最近は、自分のために時間を使えるようになった。
以前は、子育てと家族のためにまず時間を
使っていた。
それは喜んでやっていたことだし、一切の後悔は
ない。
この時期は、ある意味「誰かのために時間を使って
いた時期」だ。

ただ、私の場合は子育てに全力を注ぐと、娘からも
嫌がられたし、(干渉されることが増えるから)
全力を注いで娘の手が離れた時に、「空の巣症候群」(子育てが終わり、生きがいを失ってしまったような状態)になってしまうのが怖かったので、
子育てをしながらも今の半分くらいの時間を、
仕事に注いできた。

そのおかげもあって、娘が進学で家を出た時の寂しさを仕事で埋めることができたと思っている。

「そうか、今日から独身時代に戻ったように、
フルアクセルで仕事ができるんだ」と思ったのを
覚えている。

もちろん、人によって仕事と家庭や子育てのバランスを、どうとっていくのかは、それぞれだと思う。
私は、「今しかできないこと」に集中しようと思い、子育てを最優先にしたが、それに後悔はない。
仕事は後からでも、追いかけていけると判断
したからだ。

ただ、習慣とは怖いもので、娘が家を出てからも、
仕事が終わるとすぐに帰ろうとする癖がしばらく
抜けなかった。

慌てて片付けて帰ろうとした時に、
「あ、そうか慌てる必要ないんだ」と思って、
寄り道して帰ることも増えていった。
今思い返せば、帰りの車の中で「今日の献立」を
冷蔵庫にあるものを思い出しながら考え、
帰り着いたらすぐに料理に取り掛かったことも、
良い気分転換だったな、と思うけど。

今は今で、完全に自分のために時間を使い、
自分の自由にできていることが何よりありがたい。
自分のために時間を使う時期に入ったと思っている。

人生の残り時間は、誰にもわからない。
誰かのために生きる時間も必要な時もあるだろうし、
自分のために生きたいと思う時期もあるだろう。
結局はその時その時最優先したいことは何か、
を自分に問いかけて決めていくことしかできない。
そしてその決めたことを途中変えてもいいが、
最終的に自分が後悔しないようにしていくしか
ないのだと思っている。

寿命=人生の残り時間

だからこそ、自由に使える時間が増えた今、さらに
面白い人生を送るために考えて使っていきたい。


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