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決断の早さの秘訣



最近、お仕事の依頼をいただくことが増えている。
大変ありがたいことだと思う。

お仕事の依頼をいただいた際に、その仕事を受けるのかどうかを決定する時間が、かなり早い。
それに自分で気づいて、「果たして以前から早かったかな」と自分で思い出してみた。


早さの問題よりも、5年ほど前までは「仕事は断るものではない」と思っていたので、スケジュールを確認して空いていたらなんとかその仕事を引き受けていた。

その仕事が未経験でも、その仕事が好きか嫌いかも関係なく、仕事を引き受けることを最も大事にしてきた。
その理由は、「仕事は自分自身を成長させてくれるから」と信じていたのだ。
そして、実際にそのとおりだったと思う。
仕事を、手抜きせず一生懸命にやれば、うまくいってもいかなくても必ず自分が学ぶべきことはたくさんあり、その経験を振り返ることでさらに得られることは多い。
そのおかげで、あらゆる仕事を経験させていただいた。

・高校での就職講話、進路講話、面接指導、マナー指導など→現在も継続中

・専門学校、短大、大学でのキャリアガイダンス、就職ガイダンス、面接ガイダンス、キャリア相談、マナー講座、非常勤講師、客員教授→現在も継続中

・企業での新入社員研修、接遇研修、指導者層研修、管理職研修、接遇審査の審査員→現在も一部継続中

ボランテイアで、ハワイの高校、ポーランドの大学の日本語学科の学生の方々に日本のマナーを教えたり、ハワイのブライダル会社のマナー指導を行ったこともある。

全ては良い経験であり、今の私を作ってくれていると思う。

ただ、最近では「すべての仕事を引き受けなければいけない」とは思ってない。
逆に、最近いただいたお仕事のお誘いには、私は関心が持てず即お断りをした。
お断りをしたことを後悔もしていないし、ほぼ秒で決断している自分がいた。

偉そうにいうわけではないが、お金が稼げるかどうかというより、「自分がやるべき仕事かどうか」「自分が興味を持てる仕事かどうか」「自分でなければならない仕事かどうか」を考えて決めていることに気づいた。

人にとって一番大事なのは、時間だ。
時間は有限であり、1日は24時間、そして寿命は不明だ。
仕事をして引き受けるということは、そこに幾らかの時間を使うことになる。
偉そうにいうわけではないのだが、自分の大事な時間をどう使うのか、ということが今の私にとっては一番大事に思える。
だからこそ、その仕事を自分がやるべきかどうかを考えるのだろう。

もちろん引き受けたくてもスケジュールが合わなければ、断るしかないが、
仕事の依頼を引き受けるかどうかは、「自分にとって何が大事なのか」がわかっていれば、決断は早い。
瞬間で決まる。

そして決断が早いことは、自分にとっても相手にとっても大事なことだ。
お互いの時間が無駄にならないからだ。

あとは、実際にその人とお会いして、一緒に仕事をしたいと思うかどうかだろう。
この辺は、おそらく直感、違和感がないか、などを長年の経験から判断していくことだろう。

重ね重ね言うが、お仕事の依頼は大変ありがたく思っているし、偉そうにいうつもりもないが、自分の時間だけは自分でコントロールしたい、と思って個人事業主を今まで続けてきているのだから、断る自由は持っていたい。

本当にありがたいし、感謝している。
ただ私自身、スキル的にも人間的にもまだまだ未熟な点は多々あるので、日々時間を大事にして学び続けていこう。
そう思う日々だ。


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