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モノに魂はあるのだろうか


お別れしたもの


引っ越しに際して、多くのものとお別れをしました。

・蛍光灯(10年以上使用)

・毛布2枚(わからないほど使用)

・服

・書類(秘密書類は、シュレッダーでは間に合わず、地域の機密文書を
溶かしてくれる会社へ持ち込み)

本は、メルカリで。


相当のものを処分しました。


蛍光灯や、毛布、さらに住んでいた住居にも、感謝の気持ちが沸々と
湧いてきて、

「本当に今まで照らしてくれてありがとう」

とか

「毎日の生活が送れたのも、この住居のおかげです」


と言う言葉が自然と出てきました。


モノに魂があるのかどうなのか、はわかりません。

ただ、お礼を言うことで私自身がホッとして、気持ちがスッキリしたのは事実です。


こんまりこと、近藤麻理恵さんも、「ときめかなくなったものは、感謝して手放しましょう」と言うようなことを言われていますが、本当にそうだな、と実感できました。


手に入れたもの


新しく購入したものもあります。
それらを購入する際も、本当に自分のうちに迎え入れていいのか、を
じっくり考えて、決めました。

今までは、買う時もあまりじっくり考えず、捨てる時も感謝の言葉などは
なく、捨てていました。

なんて、余裕がない生活を送っていたのだろう、と今は思います。


人間が管理できるモノの数は限られています。
管理できないほど増えてしまったら、やはり捨てるべきなのだと思いました。

何がどこにあるのか、を自分で把握していること。
これが結局モノを大事にすることであり、自分のお気に入りのものだけを、
数少なく持つ生活へ切り替えていくきっかけとなりました。


本当に、全てに感謝です。


モノ

こと


全てにです。


この引越しを通じて、自分が少し変化したのを感じました。
自分の変化は、なかなか気づきませんが、内部が変化したからこそ、
全てのことに感謝できるようになったのではないか、と思うと、

「何があっても、良い方向に行く」


と言う言葉が、腑に落ちました。


大変なことの最中は、全くそんなことを思えませんが、
過ぎてみると、自分が変化し、それも良い方向に変化しているのであれば、
何があっても慌てず、焦らず、ただ毎日の生活を大事に、これからも生きていけばいいんだ、と思えています。


本当に全てのものに、感謝です。



上野 博美


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