見出し画像

時差に馴染むように、空気に馴染む

海外旅行に行くと、時差の影響を受ける。
特に欧米に行くと、その時差は大きいので、
何かしらの影響があるのは当然だ。

眠ることでほぼ解決するのだが、体内時間の調整を
体が行って、ようやく馴染む。

ここ最近出張に行った際、同じ日本だから時差はないものの、「空気差」と言えるようなものを感じた。
今自分が住んでいるところよりも都会に行ったためか、まず空気が薄いなーと思ったのだ。
これはずっと同じ場所に住んでると気づかないが、出張や旅に行って初めて
感じるものかもしれない。

もう一つは、時間の流れの速さが違うと感じた。
やはり都会に住んでいる人たちは何かしら忙しく、時間がないように見えた。
時間がない中で少しでも時間を作ろうとして焦っている人が多い気がした。
私も以前はその一人だったな、と思うが、今は違う世界にいることに感謝した。

問題は、この「空気差」に馴染むことだ。
1日目はとても疲れていて、早めに、長めに眠った。
翌朝はスッキリしていて、やはり睡眠が「空気差」に体を馴染ませてくれたのだろう。

私がこの「空気差」を感知した一番の理由は、
「到着後大きなため息を、度々ついていたこと」に気づいたからだ。
普段は、大きなため息なんてほとんどついていないのに、出張に行ってすぐから、
度々大きなため息をついていた。
それで、「ああ、空気が薄いかもしれない」と思ったし、「空気が薄いから大きく深呼吸するつもりで、ため息になっているのかもしれない」と思った。
そして、疲れ方がいつもと違ったので、「ああ、体が今馴染もうとしているんだな」と感じたのだ。

世界一周の旅の時は時差も感じたが、確かに空気差も感じていたように思う。
短期滞在ではそれに馴染む間も無く、次の国や都市に行っていたので、気づいていなかったのかもしれない。
その疲れが一気に出て、帰国後1週間くらいは、1日20時間くらい眠っていた。
それは今考えれば、日本に馴染むためだったのもあるが、それぞれの国や都市の空気差に馴染めていないまま旅を続けたことによる疲れだったんだな、とわかった気がした。

体はいつでもちゃんと反応してくれる。
あとは、体の持ち主である私たちがその体の声を聞けるかどうかだろう。
心と体はつながっている。
体の声を聞くことで、体調が整い、心も整っていくのだから、これからも
体の声をしっかり聞いていきたい。


サポートありがとうございます!いただいたサポートは、次の良い記事を書くために使わせていただきます!