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大人の責任・すごい高校生2



先日も進学面接指導で、高校に行ってきた。
前回は男子高校生をすごい、と思ったが、今回は女子高校生がすごかった。

何がすごいのか?


物おじしない。
すぐに行動する。
貪欲である。
コミュニケーションが取れる。
賢い。


前回の男子高校生もそうだった。

大勢の授業終了後に少人数での面接指導だったためか、遠慮なく何でも次々に質問をしてくれた。
反応もいいし、素直に「私すごく緊張するんですよ」など、自己開示してくれる。
こちらもそれに釣られるように、私の持っている知識と経験からアドバイスを具体的にしていた。
楽しかった。


もちろん全ての高校生がそうではないと思うが、だからこそ、こういう高校生は「すごい」と思うのだ。


帰りにちょうど彼女達と一緒になったので、駅まで話しながら帰ったのだが、
十分に大人であり、十分にいろんなことを考えていて、すごいな、と思った。
進路についても世の中のことについても、ちゃんと考えているし、自分の意見を持っている。
高校生らしい無邪気な部分はあるが、「若い人っていいな」と感じさせてくれたように思う。

もちろん私がこの時間で彼女達の全てを理解したわけでは、ないだろう。
それでも、真っ直ぐに育っていることに感謝した。
なぜなら彼女たちがこれからの時代を、担っていくからだ。

むしろ、大人たちの方がしっかりしなければならない、と彼女たちをみていて思った瞬間があった。


「仕事は楽しいし、好きだよ」と私がいうと、「それ、かっこいいですよね」と言われたので、「かっこいいのか。。。」と言うと、「だって仕事の愚痴ばっかり言っている人って多いじゃないですか」とすぐさま反応が返ってくる。

つまり、彼女たちはちゃんと大人の後ろ姿を見ているのだ。
「嫌だったらやめればいいのにね」
というと、「ほんとですよ、転職したらいいのに」という。

大人には大人の事情があるし、思ったことを行動できない人もいるのだろうし、誰に見られているなどは別に意識しなくてもいいけど、黙って若い人たちは見ているし、感じ取っているんだな、と身が引き締まった。

彼女たちが真っ直ぐなまま社会に出て、真っ直ぐなまま社会を作ってくれたら、良い方向にさらに進んでいくのだろうな、と思った。
そのためにも、受け入れる大人たちが良い社会を作っておくこと、そのためには自分でできることをできる限りやっておくことが大事なんじゃないか、と思わせてくれた。

「先生は、もう来ないんですか」
と聞いていただくほど、少しはお役に立てたようだ。
私にできることは、少しでも続けていこうと思う。

あなたたちの素晴らしい未来を祈っています。
このようなお仕事をさせていただけていることに、感謝して。


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