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2023年の旅の締めくくりは、神戸、淡路島2日目 ホテルのカクテルアワーを楽しむ


朝から良い天気。

ぐっすりと眠れたせいで、危うく寝過ごしそうになって、9時にやっとホテルのレストランへ。

レストランの吹き抜け部分


昨夜は満室と言っていたので、やっぱり行列ができていた。
娘はリモートで仕事なので、果たして始業時間に間に合うんだろうか、とハラハラしながら待つ。

ラッキーなことに、案外早く席に案内された。
吹き抜けの天井から朝日が差し込む、気持ちの良いレストラン。
お客は多いが、広いのでブッフェも好きなものは取れる。

世界一周から帰国後は、「洋食はもう食べない」「パンは一生食べたくない」とか、海外での食生活に飽き飽きしていたのに、すっぱり忘れて
「コーンフレーク見ると食べたくなるんだよねー」
と、のたまわってる母の発言に、心で呆れながらも何も言わないのが得策と、長年の経験で賢い判断をする娘。

娘はひたすら自分が選んだ朝ごはんを、黙々と食べている。
彼女は生後離乳食スタートも早く、よく食べ、2歳の頃には一杯のうどんを分けて食べようと思っていたら、全部1人で食べてしまったほどの、食べるの大好きな子だった。


それは今も変わらず、お酒は大して飲めないが、食べることには目がない。
新卒で就職した会社で、修羅場のような現場に放り込まれ、
(研修中にメンタルの強さを買われたらしい)上司がパワハラまがいの人物だった。
それでもひたすら仕事を覚えることに専念していたのを、心配しながら見守っていたが、ある日「食欲がない」と言い出した途端、
「上司に言いなさい。やめてもいいんだよ」
と、彼女の危険アラートを感知しアドバイスした。
食欲がなくなった時は、かなりまずい状況だと言うことは、わかりやすくて助かる。
その後部署異動をしてもらい、無事食欲も復活し、ホッとした。

そんなことを思い出しながら、おいしいーと言いながら、次々におかずを片付けていくさまを見ていて、安心する。
元気でいてくれたらそれでいい。

(朝ごはんの写真を撮り忘れている・・・)


その後娘は仕事。
私も仕事、で大阪梅田まで出かける。
卒業生に会うためだ。


阪神電車にはおそらく初めて乗った

関西の卒業生数名に連絡をしたが、彼女だけが日程が合い、会えることになった。
去年たまたま見つけた、有名陶器メーカーの「マイセン」のカフェ。
おそらく、大阪でもグレードの高い、梅田阪急内の
食器フロアーにある。

以前から食器は好きで、最近は一年に最低一回は、何かしら食器を買っている。(今年はそういえば買っていない)

100均の食器もある現代においては、良い食器を買うということは、自分自身を大事にするために、お気に入りの食器を買うのだと思っている。
好きな食器で、100円ではないので、当然大事にする。
その結果長持ちするのだから、日々の満足感と長持ち度を合わせれば、結局コスパはいい買い物だと思う。


梅田阪急食器フロアー クリスマス一色

お会いした卒業生は、現役の客室乗務員。
2018年のやはり12月に大阪でセミナーを開いた時、参加してくれ、その後学んでいただき、客室乗務員の夢を叶えた。
この時参加してくれた3名は偶然にも同じ会社に合格した。
お互い知らないもの同士だったのに、私のスクールで知り合った人たちは、その後も交流を続けているようだ。

彼女はさらに綺麗になっていて、メークや身だしなみのことまで色々とアドバイスしていた頃がウソのようだ。
何より言いづらいけど言うべき外見について、思い切ってアドバイスしたところ、素直に受け入れ、改善し、その後合格を手に入れた。

そのことを彼女は「あの時言ってもらって本当に良かった」と言ってくれた時、「ああ、やっぱりいい生徒さんたちに私は恵まれてきたんだな」と思った。


私と彼女の食器一式は全て違う種類だった さすがマイセン


マイセンカフェは気づくと、平日なのにものすごい行列ができていて、
「もしよかったら、他のお客様がお待ちですので・・・」と丁寧に、でも90分もいたので、そろそろ・・・とさりげなく外に出された。
全然いいのです。
ここのスタッフの方々は全て男性で、年配のベテランの方が多く、物腰はとても柔らかい。

人気店だから仕方がないことだ。

娘に頼まれていたマグカップを購入し、梅田の街に出た。
大阪は何度来ても、全く地理がわからないし、電車もよくわからない。
そのうち、歩くのが嫌になって結局まっすぐ神戸に戻る。



お店に許可をいただき、撮影

神戸はその点わかりやすい。
方向音痴の私でも、電車も乗りやすくて助かる。

ホテルに戻ると、荷物を部屋に置いて娘の仕事の邪魔をしないように、クラブフロアへ行こうと思っていた。

すると部屋のドア付近で、クリーニングスタッフの女性と娘が話をしている。
おそらく、クリーニングの時間のことだな、と思って、その場は二人に任せ荷物を置いてラウンジへ向かった。
この一瞬のことで、「さすが一流ホテルは違う」と感じる出来事につながるとは、この時全く思っていなかった。


エレベーターホールにあるドライフラワー(ポプリ?)

14時くらいのラウンジは、人も少なく、静かだ。
ここで少し仕事をして、ホッと一息する。

今日も周辺の飲食店が休みが多いので、最悪の場合、カフェでパンを買って済まそうと思っていた。
やがて、ちらほらとラウンジに人が増えてきた。
「カクテルアワー」を狙っているのだ。

私は、せっかくだからこのままここに残り、娘も誘って、カクテルタイムのオードブルでも食べようと思った。


17時になると、女性スタッフの人が、各テーブルにオードブルを配り始めた。
なかなか豪華な感じ。
それに合わせてアルコール類が、ドリンクテーブルに並ぶ。
私は白ワインを2種類とって飲んでみたが、一つが軽くて美味しかった。
オードブルも、さすが一流ホテルの味だった。



美味しかった これが無料だから、クラブフロア宿泊者は集まってきます


その後お風呂は早めに行こうと思い、備え付けの浴衣に着替えているときにあることに気づいた。

前日の浴衣は、Mサイズで身長が高い私には、少し丈が短いかなーと思っていた。
しかし、この日の浴衣はLサイズになっていた。
そのことを娘に言うと、「じゃあ、あの一瞬だけお母さんが部屋に入って来たときに、お母さんの身長を見て、判断してLサイズにしたんだね」と
娘が言った。

「だって、スリッパも私たちが脱いだところにそのまま揃えて置いてるし、さすがだなーって思ったんだよね」と、気づくところには気づいていたようだ。

確かに一流ホテルのクリーニングは、連泊の場合その部屋のお客が部屋を出た時と同じように物を置いておくことがほとんどだ。
もしかしたら、写真でも撮って確認しているのではないか、と思うほどだ。
さらに、湯沸かしポットのコンセントを入れたままにしていたので、それも入れたままになっていたし、少し飲み残した飲み物さえも、上に蓋をして、そのまま置いて置いてくれる。
その上、カップは新しいものを規定数置いておいてくれるのだ。

一流ホテルのサービスはさすが、と思うことが多く、それが宿泊料に転嫁されていて当然だと思う。
それでも日本は、チップ制度がないので、欧米に比べるとずっと安いと思っている。

温泉場には人が案外少なくて、みんながチェックアウトしたのがわかった。

露天風呂から月を眺めながら、ゆったりとした時間を味わう。

風呂上がりには、専用のラウンジがあり、無料のお茶が飲めるようになっている。
ここでもおしゃべりしながら過ごし、今日のスケジュールは終了。

持参した本を読みながら、眠りについた。
神戸2泊は、ホテルライフを堪能した。

明日は、高級住宅街で名高い、御影に行ってみようと決めた。
行ったことがないところに行くのが、旅の醍醐味。

ただ今回、食にあまり恵まれてない日々なのが残念だ。
明日は取り返せるだろうか。

  • 宿泊代は1泊2名で20,000円でお釣りが来るほどでした。メンバー料金だと思いますが、安いと思いました。


電車の乗り換えに、停車中の電車を通り抜けて行ったのは、初めてでした


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