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1年で変化したこと

コロナ当初


2020年4月の緊急事態宣言から一年が経過した。
この間に自分の気持ちがずいぶん変化したものだと
最近思う。


当初、仕事上大きなダメージを受けた。
幸いに赤字にはならずに確定申告は終えたものの、
エアライン業界の採用中止によって、問合せの数は
激減した。

それも無理はない。
採用がなければ、私の仕事は必要ないのだから。
誰が悪いのでもなく、経営上の失敗でもない。
「でも、コロナだから」

頭ではわかっていても、生活の大きな変化に気持ちがついていかなかった。

朝から夜まで授業続きだった日々から、時間がたっぷりできたのだ。

時間ができるということは、とても良いことのはずなのに、忙しいのが当たり前の日常からの劇的変化に気持ちはついていかなかった。

一年経って

一年経って今思うのは、

良い、悪いを決めているのは、自分。

物事に良いも悪いもないんだ、ということ。

コロナで仕事が減った人は、時間ができたし、
コロナで忙しくなった人は、収入が増えたはずだ。

それをどちらがいいとか悪いとか思うのは、自分の関心がどこに向いているのか、だけだろう。

つまり収入にフォーカスしている人は、コロナで忙しい方がいいと思うだろう。

でも、時間が欲しいと思っていた人はコロナで時間ができたことを喜ぶだろう。

私は、ようやく「時間ができたことの嬉しさ」を感じられるようになった。
時間があるからなんだってできるんだと。

私が最初にやったのは、


「自分と向き合う」

そして、次に「勉強する」

オンラインセミナーに参加し、本を読んだ。

その後「環境を変える」「付き合う人を変える」「ライフスタイルを変える」

と変化している。


そして最近「今を楽しむ」、
もっと深い言葉で言えば、「今、この瞬間に生きる」
という言葉が気になる。


1年後、2年後なんて誰にもわからない。
でも今この瞬間は生きていることは間違いない。

だったら、今を楽しめばいい。
今自分の関心があることをやればいい。

本を読みたければ読むし
音楽を聞きたければ聞くし
旅に出たければ出るし
家にいたければ家にいる
仕事をしたければする


今私がやりたいこと

・環境を変えたい

・デジタルを減らし、アナログに戻りたい

・仕事を一部変えたい、新しくしたい

・自分の持ち物を減らしたい

と思っている。

これが何につながるのかはわからないが、やりたいことをやる、で良いのだと思う。


逆にコロナで忙しくなった人は、今は稼ぎ時。
お金を稼げるだけ稼げばいい。
やがて時間ができた時にまた自分と向き合えばいい。

大事なのは

タイミング。

人にはそれぞれのタイミングがある。
それは突然変わるし、突然やってくる。
そのタイミングを、ただただ楽しめばいいんだ。


今を楽しむ。

それならば誰にだってできるはずだ。



上野 博美


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