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自由に生きる
今の時代、自由に生きることに憧れている人は増えているように思う。
毎日同じ時間に起き、出勤して、同じ時間に帰る。
でもその間は全て拘束されている、と言う状態に「もう良いかな」と思っている人は増えているのではないだろうか。
(私には到底無理だ)
昔は、それしか生計を立てる手段がなく、会社に行けば行ったで、家族的なつながりもあり、それも大変な部分もあっただろうが、お節介なおじさんおばさんもいたし、独身男性と女性は職場で知り合い結婚して、平和だったのだと思う。
時代の変化とともに、結婚しても仕事を続ける女性が増え、それは男性の稼ぎだけではやっていけなくなったからなのか、女性が働き続けたいと思ったからなのか、その両方なのかは分からないが、選択できるようになったことはすごく良いことだと思う。
そう、自由とは「選択できる」と言うことなのだと思う。
そして今は選択できる時代になっている。
ずっと働きたくない、別に年収も高くなくていい。
とりあえず毎日暮らせたらそれで良い、と言う人もその道を選択できる。
バリバリと働いて、稼ぎたい、と言う人もその道を選択できる。
独身で結婚なんてしたくない、と言う人もその道を選択できる。
そして、結婚後も仕事を続け、家庭も育児も、仕事も全て手に入れたい、と言う人もその道を選択できる。
いろんな生き方があって、どれを選択しても誰にも何も言われないし、それはそれでいいね、あなたが幸せなら、という選択肢の多さとお互いを認めること。
それを今の時代に生きる私たちは欲しているように思う。
でも、まずは自分がどうしたいのか、が先決だ。
何だっていいし、何だって選べる時代になったのだ。
それなのに、昔の価値観や考え方で自分を縛っているのは勿体無い。
もちろん選ぶのは自分だ。
ただ選ぶときに、悩む人がいる。
それは、「もっと他にいい道があるんじゃないか」と思って悩むらしい。
先日ある生徒さんが言っていたのを聞いて、「チャンス逃しますよ」と言ってしまった。(余計なお世話だったかも知れないが)
自分の心が動いた時点でそれが自分にとってのベストアンサー。
待っていたらもっと良いものがくるかどうかなんて、誰にも分からない。
今ときめいているものを逃す方がもったいない、と思っているからだ。
もちろん、人はそれぞれなのでそうして待って良いものが来た人もいるかも知れないが、その生徒さんは「確かにいくつかチャンスを逃しているように思う」と言っていた。
そう、まずは選ぶ練習から。
そして選んだら迷わない。
それを十分に経験してみる。
そうすれば、その生き方で自分が本当に満足か、どうかが自然とわかる。
少し不満があれば、微調整すればいい。
私は生徒さんたちに「あなたが自分が幸せだと感じるために絶対に欠かせないと思うものを3つあげて」と言う質問をすることがある。
これは、エアライン受験とはあまり関係ないが、人生においては大事だし、実際にそのような関連質問がある場合もある。
悩みがちの人には、大事な質問だと思っている。
家族
仕事
お金
自由
やりがい
生きがい
趣味
友達
その他何でも良いから、ベスト3をあげてみて、と言う。
即答できる人はほとんどいなくて、みんな宿題として持ち帰る。
そして考えてくると、表情がすっきりしている。
自分が本当に欲しいものが何かが、自分でわかったからだ。
世間に踊らされて、
友達に影響を受けて、
全部欲しいと思っていたけど、実は自分はこの3つがあれば大丈夫、と
わかった途端に、他のものには目もくれず、自分が欲しいと思うものだけを大事にし始める。
それでいいのだと思っている。
ただ、途中人は価値観が変わる。
私はコロナ前までは、
1 自由
2 仕事
3 家族
だったのだが、コロナで変化した。
1 家族
2 自由
3 生活
となった。
現在は、
1 自由
2 やりたいことがあること
3 生活
になった。
家族が圏外になったが(笑)このように変化していくからこそ、時々見直してみるといいと思う。
自由な生き方をするには、まず自分が何を欲しているのかを知って、選んで経験する、と言うところから始まる。
誰にも遠慮はいらない。あなたの人生はあなたのもので、あなたの人生に口出しできる人は世の中で誰もいないのだから。
あなたが死ぬときに、あなたの人生の結果の責任をとってくれる人も誰もいない。
だからこそ、自分で選んでいくのだ。
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