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人生はミステリーツアー

人生はミステリーツアー。
自宅でお気に入りの紅茶を入れている時、この言葉が浮かんできた。

ミステリーツアーだと思う、一番の理由は、「いつ終わるのかわからないこと」
その次の理由は、「どんなことが待ち受けているのかわからないこと」

そう考えると、まれた時から、不安定さの上にある人生を、少しでも安定したものにしたい、安定していると実感したい、と思うのは、人の本能なのかもしれない。

ただ、終わりがわからず、どんなことが待ち受けているのかわからないならば、どんな安定を求めても、結局はそれは一時的なものに過ぎない。
実際に、コロナで人生が変わった、変えられた人はたくさんいるのを知っているし、私自身がそうだった。
安定していると思っていたものが、一気に崩れた時、結局は、今この瞬間と自分に集中することしか自分にはできないんだ、とわかった時、ミステリーツアーを楽しもうと言う気持ちになれた。

今できること。
今やりたいこと。
それをすぐにやること。

それに気づいた時、「死ぬまでにやりたいことリスト」の一番上にあった、世界一周に行った。帰国後、本当にやりたい仕事ではない、と気づき仕事を辞めた。
全力を注ぎたいことを見つけ、挑戦している今感じるのは、ミステリーツアーの操縦者になったのではないか、と言うことだ。

もちろんこれさえも、ただの錯覚かもしれない。
でも、周囲のことはどうでもよく、自分に集中していたら、いつでも心は平和で、どこかに余裕がある。
その「余裕」があれば、これから起きることについても、対処できるだろう。

「みんなそうじゃないんだよ」と思った人は、多分人生という名のミステリーツアーの操縦者には、なっていないのだろう。
人は、自分が幸せなら、人の幸せを喜ぶことができる。
だから、まず自分が幸せになることが大事なのだ。
人の幸せを喜べているかどうかで、今自分が幸せか、そうでないかがわかる。
幸せな人を叩きまくるSNS上の人たちは、みんな不幸なのだな、と思う。

幸不幸は誰かに決められるものでもなく、ある程度のお金があれば、それが多い少ないに左右されるものでもない。
自分が本当に欲しいものがわかっていて、それを手にすれば、即幸せになれるのだと、コロナ以降学んだ気がしている。
欲しいものは、諦めずに追い続けることで、手に入ると信じている自分がいる。

どんな大富豪でも、名誉ある人でも、みんなミステリーツアーの旅人だ。
その点、みんな平等だ。

それを楽しむのか、不安に怯えながら生きるのか。
人の不幸を願うのか、自分がさっさと自分の望む幸せを手に入れるのか、の
答えは、明白だ。
あとは自分を幸せにするために、動けばいい。
私は、このミステリーツアーを、ようやく楽しむことができていると感じている。

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