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ジャッジせずに、自分の生き方を振り返ってわかったこと


先日、ふと今までの自分の人生について振り返ってみた。
きっかけは、誰かが一つの目標に向かって真剣に努力をしている様子を見たことだった。

「そういえば、私は一つの目標に向かって、絶対に達成してやる、と思ってやったことはないかもしれない」と思ったのだ。

色々と振り返ってみても、私は一つの目標にむかって努力したことはほぼない。
その時その時好きなこととやるべきことに、熱中してきただけだ。

するとチャンスが前にやってきて、それにスッと乗ってきた生き方だったようだ。
客室乗務員もたった一回の試験で合格できたのは、そのチャンスにスッと乗ったからなのだろうと思っている。

ただ、チャンスにはスッと乗ることはできても、そのチャンスの先では苦労することも多かった。

できないことや、
苦手なことが待っていた。

でも目の前のことに熱中するかタイプなので、乗り越えることはできた。
今考えれば、苦手なことを身につけたことで、その次にまたチャンスがやってきたのだろう。

今度は客室乗務員になりたい人たちを育てる立場が待っていて、結局30年以上この仕事をメインでやっている。

結局私は、自分で人生を決めたことがないし、目標設定もしていない。
唯一こだわったのは、現職での生徒さんたち全員の合格だけ。

成績一番になろうと思ったこともないし、
客室乗務員の試験に落ちたら、ファッション業界に行こうと思っていたし、生徒さんがいなくなったら、やめようと思っていた。

目標設定をしなくても、
夢を持たなくても、
その時にやりたい、と思ったことを好きで、楽しんでやっていたら、ちゃんと目の前に舞台が用意されていて、そこに立ってきただけの人生だったようだ。

なーんだ、私って結構感覚で生きてきたんだ、と今更ながらわかった。

もちろんこれから先はわからない。
私にもわからない。

ただ、今までの人生を振り返ったことで、何の心配もいらないことを再確認した。
目の前のことや、好きなことに熱中しているだけで、次の舞台が用意される。
そんな人生を望んで生まれてきたのだな、と自分をさらに深く知ることができた。

人生の振り返り。
やってみると、いろんなことがわかるので、おすすめだが決して否定しないことが大事だと思う。

反省会ではなく、振り返り。

反省会にジャッジはつきものだが、振り返りには「良いとか悪いとか」のジャッジはいらない。
ただ単に事実を並べてみるだけだ。

淡々と振り返ってみて事実から見えてきたものが、その人の生き方なのかもしれない。


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