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本気を出せば、全ての言い訳が引っ込む


多分人間である限り、欲望がない人はいない。

「あれがほしい」
「これがやりたい」

という欲望だ。

購買意欲については、「お金がないから」という理由で諦める人も多いと思うが、本気でほしいと思い、もしかすると今後入手が困難になるとわかっていたら、どうだろうか?

なんとかお金を工面して、それを手に入れようとしないだろうか?

私は、今年そんな買い物をした。
お金があっても手に入らなくなるかもしれない、と思ったら、入手できた時に誰でも買うのではないだろうか?

これは「手に入らない」という、不可能な現実が目の前に迫ってきたから、人が本気を出したケースだ。

いつでも手に入るとわかっていたら、本気を出していないだろう。

では、15年ほど前から世界一周チケットの存在を知っていたし、いつかいきたいと思っていたのに、なぜ今年私は本気を出して実現したのか?

それは、父が昨年亡くなったからだ。
父と私の年齢を引き算すれば、私がなんの問題もなく旅行に行ける体力と脳力がどのくらい残っているのかがわかったからだ。
つまり、「元気で旅ができる残された時間はそう長くない」と思った。
つまり不可能な現実が近づきつつあることを自覚したので、本気を出したのだ。

逆に言えば、「不可能な現実」を探し出して、その力を利用すれば、人は「本気を出す」のだろう。

人は本気を出せば、お金のことはなんとかするし、実際になんとかなるものだ。
時間についても、少しづつ私は自分を自由にするために、縛られる仕事を減らして行っていた。
これも本気を出すために必要な準備だったと言える。

やりたいことはあるのに、どうしても先延ばししてしまう人は、この「不可能な現実」を探してみるといいかもしれない。

年齢制限
時間制限
入手制限

これらは人に本気を出させる。

家を購入するのも、35年ローンが組めるのは、40歳ごろまで、と年齢制限を不動産屋に言われたら、本気を出して、親にお金を借りてでも、購入してしまう人は案外多いのではないだろうか。
そして、売る方はそれを巧みに利用して、販売しているのではないだろうか。

そこで大事なことは、「それは本当に欲しいものなのか」という、自分への問いかけだ。

必要か不必要か。

未来への投資か。

震えるほどの感動を味わうためか。

本当に欲しいものかどうかを確認する問いは色々あるが、私は「それを実行しなければ、死ぬ時に後悔しないか」という問いを自分に立てるようにしている。

今まで、スクールを開く時、移転する時、そして離婚する時、世界一周旅行に行く時全てに自分に問いかけたが、即答で
「やらないと死ぬ時に絶対に後悔する」と答えが出たので、実行した。

後悔したものは一つもない。
うまくいかなかったものも一つもない。

多分全てうまく行ったのは、どうしてもやりたいことというのは、魂の願いだからだと思う。

魂が願っていることを、本人が邪魔しちゃいけないのだと思う。
魂に逆らっていいことは、何一つないと思うし、魂が願っていることをやっている時には、不思議と応援が入るのだ。

だからうまくいく。

魂が願っていることを無視することは、多分、自分を大事にしていない、言葉を恐れずに言えば、自分を殺すことと同じなのかもしれない。

自分を活かそう。
結局は、自分を活かすも殺すも自分次第なのだ。

自分を生かすためには、自分の魂が望むことを無視しないことだ。
さらにできることならば、自分の魂が望むことだけに自分の時間を使っていこう。

大丈夫。

本気を出せば、絶対にできるし、
不思議と応援されるから。

私は今日もそう信じて、魂が望むことをやり続けていく。


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