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【お天気コラム】霜はなぜ降りる?

こんにちは  ウエノ(@ueno_k)です。

今日から仕事初めだった方も多いのではないでしょうか。私は昨日から新年の仕事がスタートしました。

1月4日に書いた「2019年 私の【はじめの一歩】は?で、今年は小説を書く事を目標にしました。もっとも、いきなり小説が書けるはずもなく、noteは【書くンジャーズ】を含めて、月に10本程度を目安に様々なテーマで書いていこうと考えてます。

そういう訳で、今月2本目は毎週月曜日更新【お天気コラム】をお届けします。

まずは年末年始の天気の振り返りからです。

年末年始は寒波が到来し平年並みの気温

この冬一番の寒波が到来して、福岡でも初雪を観測した年末でした。年が明けてからは寒気の流入が峠を越したものの、平年並みの寒い日が続きました。北海道は、先週末に大寒波に見舞われて大雪となり、空の便は欠航や遅延が続出し、故郷から戻る帰省客の足は大混乱の様相でした。

今週は概ね晴れ

今週は晴れの日が多く、気温も平年並みか平年より高めです。次の三連休は成人式が行われる市町村も多いかと思います。気になる成人式が開催される14日のお天気は晴れ。今のところ、晴れ着を濡らす心配はしなくてよさそうです。

今月は気温が高い日が続きそう

1月5日から2月4日にかけての一か月予報でも、気温は平年よりも高い日が多い予報になっています。1月は一年で一番気温が低い時期ですが、今年は例年になく暖かい日が続きそうで、寒がりには一安心ですね。

【コラム】霜が出来る仕組み

気温が低い朝に見られる霜。寒い日の朝は布団からなかなか出られず、時間ぎりぎりで出かけたら、フロントガラスが霜で真っ白になっていて慌てて霜をこすり取る。こんな経験をされた方は意外と多いのではないでしょうか?

さて、霜はどうやって出来るのでしょう。

霜は、空気中の水蒸気が凍ってしまう昇華と呼ばれる現象です。

晩秋から春先の雲のない晴れた夜は、放射冷却といって地表の熱が大気圏外へ奪われやすくなって気温が下がる傾向があります。自動車のボディや、植物、地面などの温度が0度以下まで下がると、物体に接触している空気中の水蒸気は氷へと変わり、物体へ付着して結晶上に成長します。これが霜の正体です。

霜は気温が3度ぐらいでも発生します。気温は地上から1.5メートルで計測しているので、気温が3度でも地表付近は0度以下になっていることがあるのです。

風が強いと氷の結晶が成長し難いので、畑ではファンを回して風を起こし、降霜を防止する対策などを取っています。

車に霜が付きやすいのは、車が温度が下がりやすい(熱を奪われやすい)金属やガラスなどで出来ているからなのです。
車の凍結防止には、風通しの良い場所に停めたり、あるいは屋根があると熱が奪われにくいので、カーポートの下に車を停めるとよいでしょう。

ちなみに、霜柱は地中の水分が凍って地表の土を押し上げる現象で、同じ霜の字が充てられてますが、降霜とは別の現象です。

暖冬ながら年末に気温が下がったせいか、インフルエンザが流行し始めたようです。うがいや手洗いの励行、そしてバランスの取れた食事と十分な睡眠を取って予防を心掛けましょう。

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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