果物もUXが大事!?
ビワ狩りってしたことありますか?
ぼくは夏前にビワ狩りをしに行ったんですが、結構美味しいですよね。
それまでそんなに食べたことがなかったので、少し驚きました。
そして、なぜ果物にも、人気・不人気、売れる・売れないの差があるのか、不思議に思いました。
そんなことを考えながら、ビワちゃんを食べていて気がついたんですね。
美味いんだが、とにかく食べ辛い。
一個一個手掴みで取って、皮を自分で剥かなきゃいけないのに、実が小さく、タネが大きくて一度に食べられる量は少ない。
もちろん、リンゴやミカンも皮を剥かなきゃいけないけど、やつらは実が大きい分、お腹が満足するまでに剥かなきゃいけない労力が少ない。
なんならミカンの皮は、ビワより剥きやすいし。
ブドウも皮を剥かなきゃいけないけど、房でなってるから、一気に相手にできる。
さらに、程よく小さいから、口の中でタネと実を分けられる。
ビワは、ちょうど一口で頬張るには難しい大きさで、齧りながらタネを分けなきゃいけない。
他にも、リンゴ、ミカン、ぶどうやピーチは(食用とジュース用は違う品種の果物も多いが)、ジュースにしやすく、味への馴染みが深いということもあるかもしれません。
これは加工のしやすさの問題。
なんにせよ、果物の消費量は、UXと相関があるのではないかと思いました。
もちろん、農家側から見た作りやすさの問題もあるだろうから、卵が先か鶏が先かの議論はあるだろうけど。
答えを知ってる人がいれば教えて欲しいなー。
ぼくは農学部だけど、そんなこと誰も教えてくれなかったし、考えたこともなかった。
でも、飲食物に関して言えば、なんにでもUXは関係ある気がするなーと思う今日この頃です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?