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公認コーチ1講習(1日目)

日本スポーツ協会と軟式野球連盟主催の軟式野球公認コーチ1養成講習会(1日目)に参加しました。
日程は年末年始跨ぎの12/18、12/25、1/8、1/15の4日間。
初日のカリキュラムは、奈良県軟式野球連盟の前田さんから目的説明等のイントロダクションの後、メインテーマとして
①コーチング・コミュニケーションスキル
②スポーツマンシップについて考える
③監督論
の3本立て。参加者は25名程度。学童野球指導者が多かったです。
①コーチング・コミュニケーションスキルの講師は、清水龍一さん。清水隆一コーチングカレッジ代表で、北海道ガス野球部の監督も務められています。teachingとcoachingの違い、木に例えると幹がteaching、枝葉がcoaching、そして根が信頼関係。すごくわかりやすく、大切なことを教えて頂きました。そして、私の好きな言葉の一つ「好きこそものの上手なれ」が、まさにcoachingにつながる、好きだから、考え、行動を起こさせる。感情が気持ちに変わる。私の中で、一つの軸になりそうな気づきを得た気がします。そして、肩のゼロポジションや打撃のバイオメカニクスまで多岐に渡る講義をしていただきました。
②スポーツマンシップについて考えるの講師は、日本スポーツマンシップ協会の中村聡宏さん。千葉商科大学の先生クイズ形式やオリンピックなどの世界大会の映像も見ながら学びます。クイズは、公認学童コーチのオンライン講座でも学んだはずなんですが、1問目から張り切って手を挙げて答えたら間違えました。中途半端に記憶していた内容でしたので、学び続ける、繰り返し学ぶことは大切だなと実感。
選手宣誓の常套句「スポーツマンシップに則り〜」って、どういう意味なのか説明できるかと問われると難しいですよね。改めて、スポーツマンシップとは何か、指導者だけでなく、子どもたちにもしっかり伝えて理解してほしい。スポーツマンシップについて考える機会も作っていきたいなと思いました。中村さんの著書「スポーツマンシップバイブル」を早速注文しました。
③監督論は、徳島県阿南市野球のまち推進課アドバイザーの中野さん。天理大卒業後、奈良県の高校教員(私の住んでいる近くの高校にも2年ほどおられたそう)を経て、東亜大学監督時代には、明治神宮大会初出場初優勝の偉業。中野さんのこれまでの活動や、息子さんが学童野球時代の教え子から、この日のために当時を振り返った手紙まで書いて頂き、人望の厚さと凄まじい行動力を感じる2時間でした。中国深センの野球協会との交流や阿南市で考案されたあななんティーボールを広められたり、キャッチボールクラシックの世界大会を企画中など、立ち止まることない野球への情熱に感服しました。キャッチボールクラシックは子供も興味を持つかもしれないので、練習でも取り入れてみようと思います。
講習初日だけでも充実した内容でしたが、講義だけでなく、参加された指導者との交流も楽しみの一つで、たまたま同級生の指導者と知り合うこともでき嬉しい限りです。
次回12/15は、実技講習のカリキュラム。寒そうだけど楽しみです。


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