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ラジオでメッセージを読んでもらうためにマーケティング思考を活用してみる

連休中にラジオから「この連休いかがお過ごしですか?どんなことしてたのか?するのか?ぜひメッセージくださいね」みたいなのが流れてきた。

朝ごはん食べながらラジオのWebサイトのフォームからメッセージを送る。

マーケティング思考を使って、これなら読まれそうだなと思ったメッセージを送った。

マーケティングのスキルの一つにニーズを合わせる作業がある。

今回は「読んでもらいたい」自分と「読みたい」ラジオ側のニーズが合致するだろうメッセージを作ることにマーケティング思考を使ってみた。

ラジオから娘の名前が流れてきたら娘さんが喜びそうだなと思ったので、メッセージを送ることにした。自分側のニーズは一つだけ「娘の名前がラジオから流れる」こと。

ラジオ側のニーズは「リスナーを増やしたい」と仮定。リスナーを増やすためためには

・時事的な内容のメッセージを扱う(情報の鮮度)
・リアルなユーザーがいることをリスナーに伝える、メッセージがやらせ・捏造ではないことを伝える(情報の信頼性)
・リスナーを飽きさせない(情報の意外性、ギャップ)

が大事になると考えました。

娘と時事をつなげるネタが浮かばなかったので、鮮度は諦めて信頼性と意外性を意識したメッセージを送りました。

これからパパとビール工場の見学に行ってきます。
父が代理でメッセージ送らせていただきました。

上記でラジオネームに娘の名前、年齢も娘の実年齢(5歳)を入力。

・幼稚園生がラジオにメッセージを送る(意外性)
・幼稚園児(未成年)なのにビール工場見学(ギャップ)
・父が代理と書くことでウソ感・いたずら感を消す(信頼性)

上記を意識しつつ、子供がメッセージしてきたことで、家族で聴けるラジオであることも伝えられるし、小さな子も楽しめるラジオである安心感も伝えやすいはず。これならラジオ側には何もデメリットがないはず。

期待通りに、かわいいメッセージが届きましたよと言われて送った内容が読まれた。娘は急にラジオから自分の名前が出るし、これからパパと行くビール工場のことまで言われてる!と驚いてました。すごく喜んでました。僕のニーズは満たされました。

メッセージに対して、ラジオでは、「本当はパパが行きたいんでしょうねw。パパにお付き合いしてくれる娘さんは偉いですねー」とコメントしてくれました。

ということで2通目送信。

メッセージ読んでいただきありがとうございました。ラジオから自分の名前が出てきて娘は喜んでいます。うれしくて踊ってます。
予想通りビール工場は僕がいきたいだけです(笑)

中略

ラジオ終わったら行ってきます!

上記を今度は「○○のパパ」というラジオネームでメッセージしました。

・放送中のコメント内容に合った返信内容(情報の鮮度・信頼性)
・娘が喜んでいる(情報の鮮度)

メッセージに対して適切に返信する内容を送ることで現実のリスナーがいることを伝えられる。喜んでますだけでなく、踊ってますと書くことでネタとして独自性を少し出してみる。
メッセージのキャッチボールが成立することで生放送のラジオのいい双方向性・ライブ感を出せることは、ラジオ側にもメリットあるかなと思ってました。

期待通りに返事のメッセージが読まれた。
再び娘さんの名前がラジオから流れ、最後にいってらっしゃーい!と言われ、娘はさらに喜んでくれました。パパ満足。

ニーズを見つけて合わせるというマーケティングで必要なスキルの一つを我ながら上手くいかせたなと思いました(自画自賛)。

好きなラジオ番組にメッセージが取り上げられて、僕も嬉しかった。少しは番組に貢献できてたらいいな。またメッセージを送ってみようかなと思います。

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