消費行動フレームワークの注意点
AIDMAから派生したAISASのフレームワークはユーザーの消費行動を考えるときにとても役に立つ。
AISASのフレームワークを使う際に時間軸を考慮していない人が多い。サービスによっては各ステップの横幅の長さが違う点は注意したい。
そしてAction(行動)までたどり着かないと意味がないためAction(行動)の前のステップの時間軸と重要度を理解することが大事になる。
検討が長い・短い
例えば外出先でお昼ごはんのお店を決める場合。
旅行のときは出発前に色々と調べて行きたいお店を決めていることが多い。仕事などの外出のときは事前に決めずにその場の判断で決めることが多い。
比較検討段階が長い
旅行前のお店選びなど比較検討段階が長い場合は、他社と必ず比較される。選んでもらうためには情報の質が重要になる。
比較検討段階が短い
急な外出時のお昼ご飯のお店選びなど。
とにかく検討候補に入らないといけないため認知(Attention)が重要になる。目立つような看板にするとか。場合によっては検索をしないこともあるはず。
検討の長さによっては注力するポイントが変わる。どこのポイントのクリエイティブにこだわる必要があるのか。予算の少ない中小企業は、注力ポイントのクリエイティブの改善から入ると効率がいいと思う。
ただし最低限の認知(Attention)がある場合に限る。認知(Attention)が皆無である場合は検討の長さ関係なくまずは認知(Attention)を改善しないといけない。
認知(Attention)を強化する良い例が乃木坂46です。
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