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良い転職、悪い転職

今の会社で働きはじめて14年が経つ。もう少ししたら15年目に入る。200人以上いる社員の中でいうと社歴の長さは4番目に古い。

僕が勤めている業界はいわゆるIT企業が多い業界。IT系の企業の場合は数年で会社を変える人が多い。同じ会社で14年以上も働いている僕は世の中的にも、社内的にも特殊な部類に入ると思う。

ずっと同じ部署にいなかったことが転職しなかった理由の一つだと思う。部署を数年ごとに異動していたので、結果的に社内で転職してたみたいなかんじだった。

これまでに制作部門(修正スタッフ→デザイナー→コーダー→管理職)、CRM部門の立ち上げを経て、最近ではセールス部門とコンタクトセンターの部門の管理をしてたりする。経理とかの管理系の部署を除くと、社内のほとんどの部署を経験させてもらった。

色々な部署で働いていていることや色々な人とつながりが多いこと、社歴が長いことなどもあり自分のところのスタッフだけでなく他部門のスタッフからも転職相談を多く受ける。
色々な人の転職を見てきて、この転職は危ないなとか上手くいくんだろなとか、自分なりになんとなく感じるようになってきた。

悪い転職してる人がよくいう理由

・今の会社に飽きたから
・なんとなく
・最近、成果が上がってない
・一緒に働きたくない嫌な人がいる
・上司が気に入らない(評価が納得いかない)

良い転職してる人がよくいう理由

・他社でのやり方も身につけてスキルアップしたい
・今の職場だと身につけたいスキルが身につきそうにない
・今のペースだと理想の自分になるのに時間がかかってしまう
・〇〇がやりたい

良い転職と悪い転職の違いは自分が「変わるか」「変わらないか」の違いなのではないかと思う。

自分以外に原因を求めて、それを改善するために、環境を変えるような理由の転職は上手くいかないことが多い。超ブラック企業で逃げ出したほうがいいような会社は環境変えたほうがいい。
自分を変えるために将来のキャリアプランを見据えて計画的な転職は上手くいっていることが多い気がします(思ったのと違った…ということもありますが…)。

悪い転職の理由って転職したからって解決するわけじゃないものが多い。結局、転職先も飽きるかもしれないし、嫌な奴いて楽しく働けないかもしれないし、成果も今の会社より出ないかもしれない。

短絡的な改善ではなく、長期的な視点でキャリアパスをどうするかしっかり考えて転職するのが大事。

次の会社でキャリアアップしたり活躍しているような良い転職ができた人は会社が変わっても定期的に会うことが多い。転職先の会社と連携して一緒に仕事することもある。

次の会社もすぐに辞めてしまっていたり、期待したような仕事環境ではなかったような良くなかった転職した人は音信不通になるケースが多い。どこで何してるかよくわからなくなる。

結局は自分が変わらないと何も変わらないんだと思う。たぶん自分を変えるための転職は結果的に上手くいくと思う。


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