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【第14回】すこやかに稼ぎ続けるための3つの軸③興味を解説

まなぶRADIOを聴きながら文章が読めます↓(音声にはアドリブも入っています)

みなさんお疲れ様です!植木学です。
今日第14回のテーマは「すこやかに稼ぎ続けるための3つの軸③興味を解説」です。

第9回から第15回までは「すこやかに稼ぎ続けるための3つの軸ウィーク」を開催しています。
第9回では3つの軸を概説しました。
第10回、第11回では1つ目の軸、価値観について解説。
第12回、第13回では2つ目の軸、才能について解説。

そして今回第14回と次回第15回では、3つ目の軸である興味について解説します。


それではいきましょう。

1. 興味とはなにか


まずはじめに、興味とはなんでしょうか
ここでは心理学的な用語として興味を指していますが、辞書によると興味は

「ある対象を価値あるものとして、主観的に選択しようとする心的傾向」とあります。

これはひとことで言ってしまえば、
「関心があること」ですね。

つまり、興味は「関心があること」

これは、名詞で表しましょう。
才能が動詞なのに対して、興味は名詞

たとえば、「読書」「運動」「習慣化」「ライティング」とかですね。

この関心があること、というのもかなり複雑でして、
なんでも関心があることは興味の軸として考えてもいいわけではありません

実は僕はこの興味を探すのが一番難しかったんです。
めちゃくちゃ探すのに苦労しました。

その勘違いしやすいポイントは、明日第15回で解説します。

2. 興味には段階がある


では次に、「興味には段階がある」ということを説明したいと思います。

興味って好きなことっていわれることも多いですが、
あなたの好きって思うことはなんでしょうか?


音楽が好きとか、読書が好きとか、野球が好きとか、絵が好きとか、色々ありますよね。

でもその一方で、「好きとは言い切れないけど、気になってるんだよな〜」っていうこともあると思います。
これも、興味です

そして、この「気になってるんだよな〜」っていうのが、
興味の最初の段階なんです。

この気になっていることに触れ続けていくことで、
だんだんと興味の段階が進んでいって、
最終的には「もうそれがないと生きていけない!」っていうレベルになるわけです。

実は、僕はまずここの感覚がなかなか掴めなかったんです。
気になってるんだよな〜っていうのが、本当に興味なのかが、見分けがつかなかったんですね。
明日話すんですけど、ここにも外発的と内発的の違いが生まれてきます
今日はそこまで深くはいかずに、興味ってそういうのを指すのか〜と、
ぼやけているけどなんとなく輪郭はわかる程度のイメージで大丈夫です。

話を戻すと、興味には段階があるという話でしたが、
ここから言いたいのは、
あなたの中にはいろんな段階の興味があるということです。
ないことはあり得ません。
生きている限り何かしらのものと接しているはずです。

僕は興味の芽があまり育たずにいました。
なので「気になるな〜」程度の興味がたくさんあります。
逆に、めっちゃ育っている興味を複数持っている人もいます。

ここで大事なのは、そのいろんな段階の興味を自分で知ることです。

感覚的にわかっているものもあると思いますが、人間の意識は氷山の一角といわれるように、一部の可能性が高いです。

複数見つけることで、やりたいことの選択肢が増えます。

興味には段階があるという話でした。

3. 興味の具体例を紹介


それでは、僕の具体例をお話していきますね。。
最終的に興味はめっちゃ出てきたんですけど、大きく2つに分けられるようになりました。
今日はその2つを、価値観や才能とも絡めながらお話したいと思います。

興味の具体例①仕組み


まず1つ目。
僕は「仕組み」に興味があります。
この仕組みは、仕組みを学ぶことや作ること、仕組みを整えることなど幅広く興味があるんですね。

小学生や中学生の頃、僕は学級委員やクラス代表、生徒会副会長などを務めていましたが、これは学校やクラスの仕組みづくりに興味があったからだなと振り返って思いました。
また、遠足や宿泊学習のレクリエーション係とかもしていたんですが、それもそのイベントの仕組み側に携われるのが面白かったからだなと思いました。

また、僕は小学生の頃に「自由帳クエスト」といって、自分でドラゴンクエストみたいなゲームを作って遊んでいたんですね。
どんな魔法が使えるかとか、職業はどうするかとか、モンスターを作って、経験値はいくらか、どんな技があるか、お金はいくらもらえるかとか、マップはどんなのにして、攻撃がクリティカルヒットする確率はどうするか、どうやってランダムに攻撃を選ぶか、鉛筆を転がすかとかですね。
もうあらゆることを考えて1人で遊んでたんです。

そしたら、僕が楽しそうにしてるのをみてたのか、僕の周りにいっぱい人が集まってたんですよね。
そして「僕もやらせて!」って言われたりして。
もうその後はみんなにお金の紙を渡して、みんなにやってもらって、楽しんでもらうのがすごい嬉しかった思い出があります。

それを振り返った時に、なんであれが楽しかったんだろう?と考えたんですね。
そしたら、僕は「仕組み」に興味があるんだと気づきました
もちろんこれは人によっていろんな興味の可能性があります。
人によっては、「ファンタジー」に興味があるとか、「お金」に興味があるというのもあると思います。
経験値をもらってどんどんレベルアップすることに関心が向くのだとしたら「成長」とかに興味があるのかもしれません。
これは自分と向き合うことでそれぞれの中で見えてくるものです。

他にも、この「仕組み」の話では、僕は今までの人生の背景から、
お金やIT、メンタルなどの仕組みにも興味があるとわかりました。
その一つとして、僕はメンタルの仕組みを、このまなぶRADIOでもお話しているんですね。

お金やITも学んでいきたいんですけど、無職になったタイミングではあまり余裕がなかったので、まずはお金の余裕ができてからでいいかなって思っています。

他にも、仕組みっていくらでもありますよね。
僕は学校の勉強がどの教科もぜんぶ好きでした。
本当にぜんぶ好きでした。
点数がとれるとかは関係なく、授業が面白かったんです。
じゃあなんで面白かったのかっていったら、これも仕組みなんですね。
数学や物理、化学、英語、社会の仕組みってこうなっているんだ!って、純粋にそういう感情で好きだったんです。
他にも、プログラミングだって仕組みだし、マーケティングもライティングも仕組みですよね。

つまりパッケージングされたものは何にでも興味が持てちゃうんですよね。「仕組み」という切り口で興味を持っちゃうんです。

さらに、なんで「仕組み」に興味を持つのか?
これは、僕の価値観が関係しています

たとえば、僕は自由という価値観を持っていますが、仕組みがわかるとその世界はすごく視界が開けてきますよね。そこに自由を感じるんです。
それとか、メンタルの仕組みがわかると、統制の価値観が満たされやすくなります

さらに、才能も「仕組み」に興味を持つことに関係しているんですね。
僕は「論理的に考える」才能があります。仕組みは論理的に説明がつくことが多いので、自然と飲み込みが早かったんですよね。

さらに才能に関連して少し話は逸れますが、
さっき学校の勉強では点数が取れるとかは関係なく好きだったとお話しました。
これは、僕が「競争が苦手」だという短所使いの才能があるんですね。
この才能は競争が苦手だからこそ、「みんなと楽しむ」才能があるんです。
だから、学校ではみんなと勉強の内容を話して楽しんでいました。
だから点数とかどうでもよかったんです。
受験は仕方なしに頑張りましたけどね。
とにかく学問を楽しみたかった。

自己分析をすると、そのように紐解くこともできます。

こんな感じで、僕は「仕組み」に興味があります。

そして今、ライターとして活動しているのは、最初はライティングの仕組みに興味があったんですけど、今はライターの社会のポジションとしての仕組みに興味があります。
つまり、僕がライターとして関われる範囲を広げていきたいと思っているんですよね。
また、ライターンの運営として仕組みに携わらせていただいているのは本当に楽しいです。
これからも楽しんで、みんなにもより楽しんでもらえるようになりたいなって思います。

興味の具体例②芸術


次に2つ目は、「芸術」に興味があります。
芸術はなんでも好きです。
知識として詳しいとかとはまた別です。
絵も好きだし写真も好きだし、この前も話したけど書道の師範免許を持っていて、書道を見るのも好きだし、音楽はとくにジャズが好きだし、文章も好きです。

これも価値観や才能ともつながりますけど、
価値観としては自由や共有、統制、平穏、誠実、どれも満たされる感覚があります
とくにジャズってアドリブの要素が結構あるので、自由だなって感じます。さらに演奏者の心が伝わってくるので、共有もそうです。カタルシスを感じる音楽や落ち着く曲は統制や平穏にもつながります。で、芸術って作品に対して誠実に向き合われてるのがひしひしと感じるんですね。それもとても心地いいんです。

才能としては、「感性を研ぎ澄ます」という才能が僕にはあります。なので、知識とかではなくて、じっとその作品と対峙して、背景にどういう感情があるのかとか、そういったのを感覚的に受け取るのが好きなんです。

だから、実はあんまり音楽を歌詞で楽しむことってそんなに関心がないんですね。
小学生の頃から、お兄ちゃんにいっつも話していました。「この曲って、こんな感じするよね。」「これ聞いていると、すごく夕焼けが見える」とか。

そんなこんなで、僕は「芸術」に興味があります。

だから、芸術も楽しみたいんですけど、いかんせんお金がなさすぎるので、まずはお金の自由を満たしてからかなって思っています。

ここまで僕の2つの興味を紹介しました。
ただこれは、めちゃくちゃ出てきた興味を、まとめにまとめたものだと思ってください。
もっと細分化してていいし、それをとにかく集めまくるのが大切です。
ある程度集まったら、共通するものはないかを探していけばいいんです。
そんなイメージを持ってください。

3. まとめ


それではまとめです。

興味は「関心のあること」を指します。
興味は名詞で表すんでしたね。
そして、興味には段階があるということでした。
いろんな段階の興味が、みんなの中にあります。それを知ることが大切です。
そして僕の具体例を紹介しました。「仕組み」と「芸術」でしたね。
ある程度したら、このようにまとめてこれるといいと思います。

ただ、価値観や才能でもそうであったように、勘違いポイントっていっぱいあります。
僕自身、本当に興味へのアンテナの張り方がめちゃくちゃ苦手でした。
でも大丈夫です。
次回第15回でどういうことに気をつければ興味を間違えずに見つけられるか解説します。
どうぞお楽しみに。

質問などはXのお便りフォームよりお送りください。
それではまたあした!

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