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紙は財布にやどる

神は細部にやどる


神は細部に宿ると
はドイツの建築家のファン・デル・ローエが残したとされる名言のようです。

全体がよくできているモノ(建築物、その他車や本など)は細部にまで丁寧な
作りこみがなされているということです。

自分の経験では、例えば半導体作製をするのであれば装置と結線しているケーブルを足や荷物で踏みそうにならないようにする。
曲がった状態のまま使用しない。

測定装置は綺麗にしてから使う。

そして上記のことをいつどんな時でもおこなう。
といった点だったと思います。(学生時代です)

パンチで穴あけ

はい、こちらの経験も学生時代です。
化学系だったのですが、資料をファイルにまとめる際、工学系の当時のボスは「なぜかこのパンチで穴あけをするとき、ちょっとずれる人がいる。技術者になる人がこういうところをちゃんとしないなんて絶対ダメ」とおっしゃっていました。
私自身、パンチの穴あけで資料のちょっとずれた位置に穴を開けてしまい「これダメー!」と怒られた思い出があります。

仕事

仕事でも同じだと感じます。
細かい部分、ちょっとしたこと品を並べるとき必ずマニュアル通りにやっているか。
何かを梱包するとき綺麗にしているか。

細かい部分で横着なことをするときっと気づかれちゃいます。

もしそのことを誰かが注意されなかったとしてもそれはあなたのことを許しているとは限りません。

黙っている人は内心「少し見届けよう」なのかもしれませんし「コイツムカつくけど注意しても無駄」かもしれないですね。


汗水たらして紙切れを手にする

紙は財布に宿る

例えば私は html css でつくるレイアウト いつも見本と少し違ってしまう。大体おなじならいい。と思ってしまっている。

職人は釘一本正しく打ち込むことを妥協しない。
素人が釘一本木の板にうちこむのには一定の訓練が必要。

一流の職人は美しく打ち込めるようになった後、それでもなお正しく打ち込むことに集中して取り組む姿勢をかえない。

仕事で細部に神が宿るとき、財布に紙が宿る。


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