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KICK THE 親蹴るー

父親はぞんざいな奴で若かりし頃タクシーの運転手をしておりムカついて先輩殴ってその先輩の歯が折れた。武勇伝のように語っていた

私が小学生の頃父親は無線のサークルのようなものに入っていてある時山の中で大勢の人間が集まってすき焼きなどをしていた。そこでそのサークルの中の人間と喧嘩を始めた。父親が喧嘩しているのを見るのは大変恥ずかしい思い出である

ちなみにうちの父親にはファミコンを道路に投げられたり2階から落とされたりして2回ぐらい破壊されている。親にファミコン2回も壊されたことある人、手を挙げて~

シーーーン

子供の頃しばかれたりもしたがそれよりも絶えずどんくさいとかノロガメなどと罵られていた記憶の方が強い。それは大人になって一緒に仕事していた時も変わりなかった。今から考えるとそんな人と一緒に仕事していたのがよくないのだが

大人になるころには戦って負ける気はしないが50歳を過ぎても未だに父親が怖いのである。しばかれたことよりも罵られてきたこと、精神的なものでPTSDである。しゃべりかけられるだけで体が強張る

一緒に仕事することがなくなってからはしゃべる必要もないのでゴルフ練習場で見かけたときもスルーしていた。奴はこっちを見ていたりもしたが無視した

通常嫌なおもいをして我慢して生きているのだが人間言われすぎると発狂してしまうのである。30歳ぐらいだったか、その日も2階に上がる階段を上っているときに何か尊厳を傷つけられることを言われたのであろう。2階に上がってもムカムカして怒りが頂点に達していた

丁度降りるときに父親が階段の下を降りていた。私は怒りが頂点に達していたのでクリムゾンスマッシュ(注1)をお見舞いした

するとどうでしょう、ゾンビの如く階段を上がってくるではないですか!「ひぃぃい!上がってきたあ!こ、怖い!」

私はすぐさまダークネスムーンブレイク(注2)をお見舞いすると間髪入れずジョーカーエクストリーム(注3)を放った

理由は分からないが(?)頭を押さえながら父親は「お前とは根性が違うんじゃあー!くぁwせdrftgyふじこlp!」

と言いながら階段を降りて行った。危ないところだった

その夜、寝室のドアにタンスを立てかけ部屋に入りにくくし、木刀(これも何故家にあったのか?風魔の小次郎に憧れて手に入れたものがずっとあったのだろうか?)を枕元に準備して寝たが寝込みを襲われることはなかった


私が20歳頃関東地方にいて実家にいなかった。その頃原因は忘れたが弟と父親がもめたらしい。殴れるもんなら殴ってみぃと父親がいったので弟は殴ったらしいがすぐギターで殴り返された

親を殴ったらあかんよ、殴ったら




注1)仮面ライダーファイズのライダーキック

注2)仮面ライダーキバのライダーキック

注3)仮面ライダーWのライダーキック


おまけの話

息子が小学生の頃、何故かきまぐれに私のゴルフ練習に付いていくと言い出した。すると私の父親が練習場の定位置にいた。私はいつもの如く無視して奥の方に行った

息子が言った「お父さん、今〇〇〇(名前)みたいなんいたけど?」

私は言った「ああ、あれは〇〇〇だ」

自分の祖父を〇〇〇っていう息子にちょっと笑ってしまった

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