【図読】『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』(アンドリュー・S・グローブ著)
「図読」とは何か(造語)
●「図読」とは、ビジネス書を読んだ後の読書メモを、A4 1枚の図で作成することで、のちに本の要点をざっと思い出したいとき、図で読むことができるように再整理したものです(個人の造語)
●読書メモを、文章でメモするのではなく図で再整理し直すことで、雑多な情報が構造化されて分かりやすくなるとともに、印象・記憶に残りやすくなります。
●また、A4 1枚ですので、本を読んだ後、自分にとって重要で、印象に残った情報だけが厳選された形になります。
今回の図読本『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』
●今回は、インテルの元社長アンドリュー・S・グローブ氏が書いた
・『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』
を図読しました。
●この本から著者の言いたかった要点をピックアップすると、
(1) 書籍の読者対象は、中間管理職で、企業の血であり肉である「ミドル・マネジャー」と、それに加え、直接自らの指揮監督下にはなくても他の人々に対して影響力を及ぼす人たちで、組織の中で自分の周辺にいる人々に対して、知識と技能と理解の源泉となっている「ノウハウ・マネジャー」である。
(2) 「ミドル・マネジャー」は、自分の担当する組織において事実上のCEOであるから、小CEOとして自分自身と自分自身が率いるグループの業績と生産性を高めるべし。
(3) 「ミドル・マネジャー」は、大きく以下の3つの基本的思考を持ってほしい。
①マネジメントに対する成果(アウトプット)志向性。マネジャーの仕事についてもそうだが、全従業員が何らかの意味で「生産活動」を行っており、その成果(アウトプット)に目を向ける必要がある。
②人間活動はたいてい個人の手によって追及されるというより「チーム」によって追及される。
→ マネジャーのアウトプット
= 自分の組織のアウトプット
+ 自分の影響の及ぶ隣接諸組織のアウトプット
③チームは、そのメンバーである各個人の中から最高の業績遂行活動が導き出されたときに、最もよく機能して業績を高める。つまり「その個人としてのベスト」を絶えず発揮させるように動機づける必要がある。
●グローバル化と情報革命が進展している今日では、会社は、基本的には「適応するか、死ぬか」のいずれか選択肢しかない。会社の中のすべてのマネジャーは、新環境(無秩序・カオス)における2つのルール
①すべてがより急速に起きる
②たとえ自分がやらなくても、必ず誰かよその人間がやってしまう。
に対し、自らを適応させる(=高度の受容力と許容性を身に付ける)べく、無秩序をそのまま受け入れるのではなく、秩序立てるように推進し、最善を尽くす必要がある。
図読『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』【限定公開】
●今回作成した、図読『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』はこんな感じに仕上がりました。
●ご興味を持っていただけるようでしたら、実際の内容(A4 1枚図)を以下に掲載しますので、ご確認・ご活用いただければ幸いです。
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