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【神社仏閣】今宮神社(いまみやじんじゃ):京都府京都市北区


▶今宮神社(いまみやじんじゃ)

  • 御祭神:

    • 本社

      • 中御座:大己貴命(おおなむちのみこと)

      • 東御座:事代主命(ことしろぬしのみこと)

      • 西御座:奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)

    • 疫社

      • 素盞嗚尊(すさのをのみこと)

  • Webサイト:http://www.imamiyajinja.org/

  • 住所・地図:〒603-8243 京都府京都市北区紫野今宮町21

▶由緒・歴史

863年に創建された今宮神社は、疫病退散を祈る場所として知られており、平安時代には都から離れた地にあることから、厄除けや災難除けを願う参拝者が多く訪れました。
また、紫野御霊会と呼ばれる祭りが、994年(正暦5年)に疫神を鎮めるために御輿2基を造り、船岡山に安置したことから、今宮神社の創祀となりました。この祭りは毎年5月に行われ、由緒と伝統のある「西陣の祭」として知られています。
また、西陣の八百屋に生まれた「お玉」が江戸幕府第3代将軍徳川家光の側室となり、5代将軍綱吉の生母・桂昌院として従一位となりましたが、このことが「玉の輿」ということわざの由来になったとの説があります。桂昌院は京都の寺社の復興に力を注いだが、今宮社に対する崇敬と西陣に対する愛郷の念が非常に強かったということで、別名「玉の輿(たまのこし)神社」と呼ばれています。

▶境内

●楼門

楼門

●手水舎

手水舎

●拝殿

拝殿の上部に掲げている三十六歌仙は、平成17年に「西陣の日」事業協議会から奉納されたもので、全て西陣織で作られています。

拝殿

●本社

本社には大己貴命、事代主命、奇稲田姫命が祀られており、健康長寿・良縁開運の御利益があります。

本社

●疫社

疫社には素盞嗚尊が祀られており、健康長寿・厄除の御利益があります。

疫社

以上です。


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