【読書メモ】『スゴイ学び方』(山﨑拓巳著)
▶今回の書評本『スゴイ! 学び方』
・『最高のアウトプットができる スゴイ! 学び方』
・山﨑拓巳 著
・かんき出版
▶読後メモ
はじめに
学びは成功のバックボーン。学ぶことによって磨かれる教養こそが、人間としての魅力を高め、自分を成功させてくれ、人を惹きつけるパワーになる
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」(ドイツ初代宰相ビスマルク)
愚者は自分で失敗して初めて失敗の原因に気付き、その後同じ失敗を繰り返さないようになるが、賢者は過去の他人の失敗から学び同じ失敗をしないようにする。「勉強」ではなく大切なのは「学び」(=楽しい)
学べる人は自分でゴールをセッティングする
「学び」は未来に素晴らしい絵を描くために、手持ちの道具を増やす行為
第1章「学び」には正しいやり方がある
答えを知っている相手から学ぶ。相手が答えの出し惜しみをするときは、とにかく熱意を見せる。答えを知っている相手に可愛がってもらえる人になる。
ムダな努力はしない。「学び方」に興味を持ち、それを学ぶ。
やっている「学び」の意味を知る。答えを知っている人に聞くときには、理由まで聞いて理解する。
「学び」のキーマンを探す。向上心のある相手を情報共有をや議論をすることで、自分の学びは確実に深まる。
仲間(ブレーン)は「学び」を加速させ、助け合いにより能力は巨大化していく。
答えを知っている人に聞くときは、MAXの吸収力で、驚くほど素直に
どんな相手からでも学ぶ。新しい学び、チャンスは人が持ってきてくれる。人に会う時間を削らないようにして「セレンディピティ」を呼び込む
第2章 メディアやツールを使った「独学のすすめ」
本の情報量は膨大。ときには1人の偉人が一生をかけて学んだことが凝縮されていることもある
画素数が高い学びのおススメはセミナー
動画や音源で学ぶ利点は、繰り返し学べること
ニュースはネットでチェックしてスキマ時間を活用
新しい知識を得る際の学びの手順
ネットでキーワード検索する
YouTubeで動画を見る
関連書籍を読む
人にしゃべってみる。話をすることで記憶に定着する
セミナーで発信する
マンガで学ぶ
イラスト・図解を活用することで学ぶ
ダジャレで学ぶ
驚き、事件にして映像で覚える
学びは集中できる時間で。スキマ時間を無駄にしない
人とダラダラ時間を過ごさない(1コマ1時間)
第3章「学び」の本質を知る
人生から不安を取り除くために、人は学ぶ
学ぶと、できることとできないことの間に、境界線を引くことができる
「have to」の学びは苦しい、「want to」の学びは喜び。「本当の学び」は、好きすぎてたまらない「フェチ」の状態。学んでいるときにアドレナリンが出ていて、全然苦にならないし、学習の進みも早くて深い。
学びは「無知の知」から始まる
「学び」は、知れば知るほど楽しくなる。
今日の自分は、生まれてから今日までの間に「ハマったもの」でつくられている
知ることでアンテナが立ち、今まで見えてなかったあれこれを発見するようになる
今の思考を支えているのは過去の思考。思い込みが人生を作っている。「学び」とは、「思い込み」を自覚して「新たな思い込み」に変えること。=自分の心の中の「絵の具」の色を増やすこと、変えていくこと。
本当に自分が好きなことをやることで、成功への最短距離を歩むことができる。
第4章 アウトプットのためのインプット法(アナログ編)
チャートを使ってまとめる。
聞いた話をかみ砕いて、自分の言葉にしてメモする
やる気がないのに頑張るのではなく、自分をやる気にさせることを頑張る
小さな小さな努力を積み重ねていくと、ビックリするくらいの未来がやってくる
第5章 アウトプットのためのインプット法(デジタル編)
エバーノートを使う
第6章 アウトプットで学びを完成させる
「学び」によって自分を成長させたいという自己探求の想いと、他人に貢献したいという思いは、完全に両立できる
伝えることで「学び」は洗練される。繰り返し話すうちに、詩的に凝縮され、キャッチコピー化してくる
「ブログ」を学びを消化する場、発信する場、伝えたいことを伝える場、読む人の理解を深める知識を共有する場として使う
「利他の心」でバリューを提供することで、「信用」をため続けていると、仲間ができ、それがいつしか換金できるような仕組みになる。
▶感想
「学び方」に目新しいことが書いてある本ではなく、学ぶ「意味」を再確認できる本だと思いました。
以上です。
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