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まとめ 2021年04月に書いたnoteのまとめ

noteでは 以下のルールで投稿している

* 毎週火曜日 読書 (2020/1 から
* 隔週金曜日 日常のこと (2020/3/27から
* 毎週日曜日 その他 (2020/2/22から (土曜日から変更

さらに、2020年4月からは毎月最初の「その他」に先々月のまとめを書くようにしている。水平思考の考え方に意図的に「[偶然 ]」を取り入れるという考え方がある。偶然に同じ時期に書いた記事をごちゃまぜに考えることで知識の定着を狙っています。なので、いろいろ強引ですし滅茶苦茶ですが、良い頭の体操になります。

さて、今回は2021年4月

庵野秀明 「シン・エヴァンゲリオン」、「ラブ&ポップ」「彼氏彼女の事情」2021/04/04
読書 辺境・近境 / 村上春樹 2021/04/06
読書 2025年を制する破壊的企業 2021/04/13
時代を超えて定期的に聴いている音楽 2021/04/18
読書_仕事がはかどるPython&Excel自動処理全部入り 2021/04/20
Less is Moreという言葉 2021/04/25
読書_聡明な女性は料理がうまい 2021/04/27


変わるもの

時代には変化が必要だ。変化を起こるべくして起きるが、人間が起こすこともある。
現状に満足せず常にあたらしいものを求めて挑戦する人間がいる。
エヴァンゲリオンの総監督をつとめた庵野秀明監督がそうだ。
エヴァンゲリオンのブームを受けて同じ路線の作品つくれば成功はたやすかっただろう、しかし庵野監督は実写映画と、少女漫画アニメシリーズに挑戦した。それは後の新劇場版に生きている。

またテクノロジーも大きな変化を起こす。テクノロジーそのものが変化を起こすことおあるが、実際にはテクノロジーを使う人間側が変わることで変化がおきる。現在、多くの企業では増え続けるデータをどのように活用するかが課題になっている。
データはある、テクノロジーもある、変わる必要があるのは人と組織。変わることができない人と組織は時代から取り残されてしまう。

なので、取り残された人々、特に若い人々のために抜け道がある社会が好ましい。いまのテクノロジーはどこから生まれたのか?おそらく1950-60年代のアメリカのヒッピーたちの文化が元になっているところが大きい。取り残された人々が新しい価値観を生み出せる社会が好ましい。


交差点

新しいものはゼロから発生することは稀です。通常は異なるものとの交流から生まれます。
例えば音楽。90年代の日本のバンド「Fishamans」は、彼らの世代の日本人独特の文化と、ジャマイカのレゲエの文化が奇跡的にかみ合って人気になりました。中心人物が亡くなって20年経ちますが、人気は衰えることもなく今では海外で評価されている。
ビジネスでも、これまで交わっていなかったビジネス界とビジネス界が交わることで、大きなビジネスが生まれます。その接点を「ストラクチャル・ホール」と言います。異なる文化と文化を繋げることのできる人材は貴重です。自分の得意ではないことも視野をひろげてやってみることが重要になります。
異なる文化やビジネスを交わりやすくするにはいくつかのポイントがあります。まず、他から使われることを前提に独自仕様を止めること。例えばマイクロソフトのExcelはファイル仕様を公開することにより、他のテクノロジーから使われやすくなりました。ITの世界では独占するのではなく、どうすれば外からどうすれば使われやすいかを前提につくられるようになっています。
そして、シンプルであるべきです。世界三大建築家であるミース・ファン・デル・ローエは「Less is More」というシンプルで美しい言葉を残しました。この言葉はシンプルゆえに他のジャンルでも使われやすい。NBAの名監督ポポビッチは「Less is More」という言葉でコーチングをし、多くの選手をより成長させることに成功しています。


変わらないもの

一方で変わらないものも必要です。
たとえばローカル文化。特に食文化など土地に根付いたものは外部の影響を受けずに進化してほしい。香川県のうどんや、アメリカン南部のなまず料理など。
また、多くの哲学者が題材にしたように人間にって「孤独」と向き合うような、原理的な題材も変わることはないでしょう。そして永遠に答えは出ないでしょう。そして、先ほどの「Less is More」のような言葉も変わらずに残るでしょう
また、音楽が人の心を癒すことも変わらないでしょう。
最後に本を読むこと。これは過去の人との対話です。思えば人生のベースとなっている考え方の多くは読書がヒントになっています。

変わることが必要な一方で変わらない価値観も大切にしていたいものです。


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