鳥取県中部の県立高校での建設人材の育成について
最近、いろいろな業界の方から人材不足の話を聞くことが多くなりました。
先日、出席した鳥取県建設業協会新年祝賀会での会長も、技術者の不足が深刻な状態にあることを話されていました。
特に鳥取県中部の建設業者からは、現在、鳥取県中部の県立高校に土木建設を専攻する科がないため、地元の高卒者の採用が難しいとの切実な声を聞いています。
地元の高校に土木建設の科をつくって、地元で人材を育てて欲しいとの要望は以前からあり、議会でも何度か取り上げられてきましたが、その声が最近強いことを実感しています。
それくらい建設業界にとっては深刻な問題になっています。
私のnoteの記事では人口減少問題について取り上げることが多いのですが、これも人口減少問題の一つの側面であり、地元産業の人材確保は人口減少前提社会を構築する中での大きな課題だと考えています。
先述の祝賀会には知事、県土整備部長も出席されていて、会長の発言をその場で聞いていたので、会の後すぐに部長に連絡をして、この課題について早急に取り組む必要があることを共有しました。
人材不足の解決方法の中で、高卒人材の育成については教育委員会の対応も必要です。
この課題について、教育長に早急に取り組む必要がある旨の話をしましたが、課題についての切迫感を理解できていないような感じです。
来年度からの対応が難しいのは理解していますが、できるだけ早急に対応しないといけません。
今後、県土整備部とも課題を整理したうえで、教育委員会での対応も強く求めていきたいと考えています。